内容説明
心病む人たち―うつの人、アルコール依存の人、過食・拒食の人、被害妄想の人、対人過敏の人、ひきこもる人、不安の強い人、ギャンブル依存の人、性的倒錯の人、ストーカー（つけまわす人）ｅｔｃ。いつもは普通に見えるあなたの隣人がこんな人かもしれない！誰もが病んで不思議でない時代！現代社会を意識して書かれた精神医学的エッセイ。
目次
プロローグ 「狂気」が私たちを侵してゆく
第１章 現代人は「正常」と「異常」の境界にいる
第２章 軽症化する分裂病
第３章 だれもが「うつ」になる時代
第４章 現代に特徴的な対人過敏
第５章 ボーダーラインの精神病理
第６章 「ギャンブル依存」という逃避
第７章 人格が成熟しにくい時代
第８章 だれもが「狂気」に陥る危険がある
第９章 あなたの隣りの「狂気」とどうつき合うか
エピローグ 人間の心の営みという不思議
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムチ
28
読むときの自分の立ち位置によって、想いや受けとめ方が分かれそう。安直には薦められない。2013/11/02
