起業のエクイティ・ファイナンス―経済革命のための株式と契約

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  • サイズ A5判/ページ数 421p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478028254
  • NDC分類 336.8
  • Cコード C0033

出版社内容情報

2010年に発売されるや、ベンチャー関係者のバイブルとなった『起業のファイナンス』の続編。ベンチャーが活況を呈し、M&Aも一般的になった結果、起業をめぐるファイナンスも優先株式等を使った複雑なものになってきた。そうし

内容説明

巨額増資・M&Aが加速する時代にどう対応するか?ベンチャーのバイブル『起業のファイナンス』待望の続編!優先株・投資契約の実務を網羅した決定版。

目次

序章 今後の「ベンチャー生態系」の変化を考える
第1章 創業初期から考える資本政策上の注意点
第2章 シード・ラウンドの投資契約
第3章 優先株式を使った投資実務
第4章 優先株式の投資に備える「みなし優先株式」
第5章 経営者の持分を是正する「乙種普通株式」
第6章 スピンオフ、MBOを成功させる
第7章 議決権の異なる株式を用いる「dual class」
第8章 これからの日本のベンチャー投資ストラクチャー
終章 ベンチャーの未来ビジョン

著者等紹介

磯崎哲也[イソザキテツヤ]
1984年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。長銀総合研究所で、経営戦略・新規事業・システム等の経営コンサルタント、インターネット産業のアナリストとして勤務した後、1998年ベンチャービジネスの世界に入り、カブドットコム証券株式会社社外取締役、株式会社ミクシィ社外監査役、中央大学法科大学院兼任講師等を歴任。公認会計士、税理士、システム監査技術者。現在、Femto Growth Capital LLPゼネラルパートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

91
ベンチャー企業の資金調達をエクイティ・ファイナンスに絞って説明してくれています。わかりやすいのですが、若干実務中心になっているので、基礎ができていることがこの本を読みとおす前提だと思います。優先株についてかなりの説明がされています。2016/03/25

nekozuki

18
ベンチャー企業の資金調達に関し、各ステージごとに契約のひな形ごとに具体的なスキームが説明されている。元々未公開株であり、非流動的な領域のため関係者以外には情報が公開されにくい中で本書の存在は貴重。意思決定の迅速さと調達のバランスを取るために、優先株を用いたスキームは頭に入れておくべき。個人的には省略された「Convertible Note(日本では私募のCB?)」のスキームやオプション部分のValuationが1番興味あった。2017/04/23

赤星琢哉

18
ベンチャー社長必読。起業ファイナンスのことやその問題点などがわかりやすく書かれています。一気に全て精読することはないと思いますが、自分のステージにあった箇所は読んで、仕組み・ルールは把握しておくべしですね。2014/09/17

イノベーター

9
具体的。 後半は、企業内新規事業を正確にディスってるw2017/03/25

リョウ

7
いけてるビジネスを作り上げても、資本政策がきちんとしていなければ足元をすくわれる。会社が大きくなればなるほど管理面でも力を割かなければならないが、その頃に取り返しのつかないことにならないように、起業時から気をつけることがある。ベンチャーキャピタルもこれから盛り上がっていくのだろうか。2017/01/29

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