目次
序章 黒船の論
第1章 黒船の陰に有る161年間の日米関係
第2章 戦争への道、中国に対する夢
第3章 大東亜戦争
第4章 戦後
終わりに
著者等紹介
シュラー,マックス・フォン[シュラー,マックスフォン] [Schuler,Max von]
マックス・フォン・シュラー小林。牧師。歴史研究家。1956年2月22日生まれ。父はドイツ系、母はスウェーデン系のアメリカ人。1974年岩国基地に米軍海兵隊として来日。その後、日本、韓国で活動。退役後、国際基督教大学で政治学を学ぶ。役者、コメンテーターとしても日本で活動。「日出処から」代表講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
4
図書館にて。日本びいきで「ネトウヨ」寄りの米国人。ウィスコンシン州の田舎生まれ、祖父母がドイツ及びスウェーデン移民。本人は1974年に海兵隊に入って岩国に赴任。奥さんは日本人らしい。ベトナム戦争終結後の入隊なのて、映画『ディアハンター』みたいな目にあったわけではない様子。在外米軍の帝国軍的な振る舞いはよく知っており批判的であるものの、軍歴のない大学インテリ活動家からの批判にはムカつく、というタイプだろうか。イラク戦争には反対している。2019/06/08
田中峰和
1
英語と日本語併記の本文は日本の高校生の英語学習にちょうど良いレベル。黒船の来航以来、自国の都合のみ主張し続けてきたアメリカの身勝手さ。世界の国々を支配する使命を受けていると考えるアメリカ例外主義など、アメリカ嫌いの著者の主張は徹底している。ウソをつくなど人格的な問題に加えて、アメリカ人の教養のなさも強調する。ブッシュは英語が下手で有名だったとか、サラ・ペイリンの英語は理解不能とかぼろくそ。江戸時代260年平和を維持した日本に比べ、建国後それより短い歴史の中、戦争を続ける野蛮国アメリカ。確かに酷い国だ。2015/03/16
Yukihiro Fujii
1
アメリカという国、その国民性が非常によくわかる内容である。 戦後70年の時期にこの本を読むことは非常に意義深いものでした。 日本の人は読むべき本でしょう。2015/03/14
nobu0326
0
こういう見方もあるのだと言う点において意味のある本だと思います。日本人はなかなか多角的にものを見るということができ得ない環境にいるのかもしれません。バランス感覚を取るために良いのかも。2017/05/05
Edd
0
米国は愚民化政策やりすぎですね。2015/03/19