内容説明
石原慎太郎東京都知事が「東京が守る」と宣言した尖閣諸島。このわが国の領海を「核心的国家利益」と位置づける中国が描く奪取のシナリオとは。そして次に中国が狙うものは。その実態を知るほどに襲う恐怖と怒り。
目次
第1章 動き始めている資源と沖縄侵略作戦(中国マネーが日本国土を買い漁り、棄民が日本を占拠する;沖縄に中国の民が棄てられる ほか)
第2章 尖閣諸島をめぐる攻防(尖閣諸島が日本である歴史的事実;中国も日本領と認めていた尖閣諸島 ほか)
第3章 中国の非常識な実態(中国共産党と人民解放軍とは何か;踏みにじられるチベットの自然と心 ほか)
第4章 中国軍と共産党の裏事情(軍事的意味だけでない空母の存在;兵士の給与を大幅増額した中国軍 ほか)
第5章 中国軍幹部の危険な本音(血書を書いて日本攻撃を叫ぶ将官;「超限戦」という名の国家総力戦 ほか)
著者等紹介
鳴霞[メイカ]
1957年、中国遼寧省瀋陽市(旧奉天市)生まれ。元中国共産党のエリートコースを歩むが、現在は日本に帰化。中学校で中国青年団のリーダーとなり、高校卒業後は東北の農村に下放され1979年に瀋陽市科技日本語学院に入学。1981年、中国航天部瀋陽市軍工企業の戦闘機・ミサイル製造現場(旧満州航空機株式会社)情報課日本語担当勤務。1982年来日、京都日本語学校を卒業し、兵庫・大阪の中国語学校で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0717
6
先日の沖縄知事選、「危険な親中派」翁長氏が当選してしまいました。本書にあるように、中国による日本略奪計画は着実に実行に移されていますね。 2014/11/19
bookbossam2013
3
昨年末に鳴霞さんの講演を拝聴。この本で語られる、中共軍部が対日政策において日本人が想像もしない感覚で深謀遠慮を巡らしているという仰天レポートを聴き、今更ながらノー天気な一部マスコミと売国的政治家や政党の旧態依然たる姿勢に危機感を覚えた。講演会では、元共産党員で、軍需工場に勤務していた為か、中共の凄まじい一党独裁の様子が生々しく語られ、このままでは武力による日本侵略も現実?思わせられた。帰化したものの、日本人以上に危機感を持つのは日本のマスコミが報道しない戦略国家中国の真の姿を知っているからだと納得した。2014/01/29
富士山
2
尖閣問題がよくわかった。沖縄も狙ってるなんて...2013/11/18