出版社内容情報
きく屋の思い出料理は、大切な人との味と時間が蘇る
おかみのおきくと料理人の幸太郎の夫婦が営む料理屋「きく屋」。
二人の子宝に恵まれたが、病で立て続けに亡くしてしまう。
子をしのぶおかみの姿を見た常連は、きく屋だけの料理を出してはと提案する。
それは、亡き大切な人との味を再現する「おもひで料理」だ。
食すと、不思議なことに味だけでなく、大切な人と過ごした時間が蘇ったように感じ--。
内容説明
おかみのおきくと料理人の幸太郎の夫婦が営む料理屋「きく屋」。二人の子宝に恵まれたが、病で立て続けに亡くしてしまう。子をしのぶおかみの姿を見た常連は、きく屋だけの料理を出してはと提案する。それは、亡き大切な人との味を再現する「おもひで料理」だ。食すと、不思議なことに味だけでなく、大切な人と過ごした時間が蘇ったように感じ―。
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年にデビュー。音楽、料理、俳句ほか多彩な知識を作風に生かし、時代小説からミステリーやホラー小説なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ごへいもち
12
なんだか薄らぼんやりとした話でピンと来なかった、残念2024/01/28
陽ちゃん
7
幼いわが子を立て続けに病で亡くしたおきくと幸太郎の夫婦が営む料理屋きくやが舞台。ちょっと変わっているのが、お客さんから依頼を受けて「おもひで料理」を作り始めたことですね。お客さんに寄り添うことで、主夫婦の心も癒やされていくようで、めでたし、ですかね。我が子の生まれ変わりのような子猫の兄妹が看板猫になるんでしょうが、続くのかな。2024/01/24
なんてひだ
5
涙橋以外の初の。登場人物も同心に絵師にバラエティー感だし、2人の子供を亡くしてからの立ち直りに仕掛けの料理に猫にと間違いないんだけどー。シミないんだけどー。江戸時代大好きで人情噺は守備範囲なんだけどー。うーんこんなことあるんだなぁって、人情おはるを予定してたのに やめようかなってこと2024/11/25
sakura
0
合わず2024/04/07