出版社内容情報
東大・ハーバード大という日米を代表する大学での教員経験から得た、「自信を持たせる」子育て論です。
日本では講義中に発言する学生がほとんどいないのに対し、アメリカの学生は活発に議論し、常に堂々と発言する……。
ではなぜ、堂々と発言できるのか? その理由は、子どものころからたくさんほめられて育っているためです。
ほめられる→自信を持つ→堂々と発言できる……
それが言葉に出さないと理解されない文化を持つ、アメリカ流の子育て。
「以心伝心」「あうんの呼吸」など、“言わなくてもわかる”のが日本の文化ですが、外国の、文化的背景の異なる人と渡り合っていくためには発言する力、発言によって自己を表現する力が求められます。
そのためには、日本においても「ほめる子育て」が必要です。
・ほめることは親の価値観を伝えること
・「垂直比較」と「水平認識」で誰でもほめ育てができる ほか
ハーバード大教員時代にはベストティーチャー選ばれた著者が、未来に羽ばたく子どもの育て方を、やさしく伝授します。
【構成】
はじめに 子どもを伸ばすカギは、親の「ほめ力」にある!
第1章 子どもを伸ばす「ほめ育て」の極意
第2章 自分を「表現」できる子どもに育てよう
第3章 自信を持って子育てができるように
第4章 子どもの自立をうながす育て方
第5章 学校教育にも「ほめ育て」を
おわりに 子どもが「毎日が楽しい」と感じられるような子育てを
内容説明
なぜアメリカ人は、自信たっぷりに発言できるのか?東大、ハーバード大での教員経験から得た「自信を持たせる」子育て論。
目次
第1章 子どもを伸ばす「ほめ育て」の極意(親の「ほめ力」が子どもの「自信」を育む;ほめることは「親の価値観」を伝えること ほか)
第2章 自分を「表現」できる子どもに育てよう(発言する力、言葉にする力を育もう;発言が思考力を育てる ほか)
第3章 自信を持って子育てができるように(子育てが難しい時代;ひとりで子育てをしていませんか? ほか)
第4章 子どもの自立をうながす育て方(子育ての目的は、子どもの自立;早く大人になりたいと思わせるような子育てを ほか)
第5章 学校教育にも「ほめ育て」を(「出る杭」になれる子どもを育てよう;多様性のある学校教育を ほか)
著者等紹介
柳沢幸雄[ヤナギサワユキオ]
東京大学名誉教授・工学博士。元ハーバード大学大学院准教授・併任教授。空気汚染と健康の関係に関する研究・教育に従事し、シックハウス症候群・化学物質過敏症研究の第一人者として知られる。1947年生まれ。東京大学工学部化学工学科卒業。コンピュータ会社のシステムエンジニアとして3年間従事した後、東京大学大学院で大気汚染を研究し、博士号取得。東京大学工学部化学工学科助手を経て、1984年にハーバード大学公衆衛生大学院に移り、研究員・助教授・准教授・併任教授として従事する。1997年より東京大学大学院客員・専任・特任教授。2011年4月より、開成中学校・高等学校校長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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