内容説明
姫島風道。15歳の時、トラックに撥ねられた。一命は取り留めたものの、身体の大部分を人工物に取り替えられていた。皮膚はシリコンゴム、骨はチタン合金、眼にはCCDカメラ…。五感も欲望も失った自分は、人間なのか?サイボーグなのか?この身体のことは恋人ジュリにさえも絶対に言えない。人工心臓の寿命が尽きるまで、あとわずか―。
著者等紹介
桜井亜美[サクライアミ]
東京都生まれ。1998年『イノセントワールド』で衝撃のデビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まりこ
2
自分の存在意義に悩みながらも、周囲を大切に思い行動した風道に泣かされました。Juli編と一緒にどうぞ。個人的にこちらを後に読む方が良いと思います
daichan
1
>「いつかの時」を無尽蔵に持った人々が、こんなに輝かしく見えるなんて。僕は地球の夜の側にいて、彼らは朝の側にいる。それだけの違いなのに、二つの世界は決して混じりあうことがない。 >「人間と人間じゃないものとの境目は何なんですか?」 >失う時になってやっと分かった。ぼくはこの殺伐とした蜃気楼のような世界を、とても愛していたのだと。だから忘れられない瞬間を、こんなに沢山抱えて歩いてきた。2015/09/20
カヒミ*
1
JULIを先に読んでからの後読み。それで正解だったかな。愛しいヒトを命をかけてまもること、自分は記憶を持っていく場所がなくても、きっとぼくのなにかが君を覚えている。…キアノス色に燃える惑星…という言葉が印象的。個人的にはJULIよりもこちらの方が読みやすくて好き。★★★★☆2015/06/30
sayuspi
1
再読。流し読みだったけれどもその描写で「飛べる」のは相変わらず凄いと思う。2010/03/27
ERION
1
★2 現実感が薄い設定だが、せつない、きれいな話。2009/11/24




