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この人たちの日本国憲法―宮澤喜一から吉永小百合まで

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334977535
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0095

内容説明

日本国憲法こそ、世界を歩く平和のパスポート。それを変えたら日本への信頼はなくなる。日本国憲法の大事さを知ってもらうための“護憲派列伝”。

目次

1 宮澤喜一の『新・護憲宣言』
2 「戦争で得たものは憲法だけだ」と呟いた城山三郎
3 “異色官僚”佐橋滋の非武装論
4 派兵反対に職を賭した後藤田正晴
5 野中広務の日本への遺言
6 徴兵を忌避しようとした三國連太郎
7 美輪明宏の「戦争は野暮の骨頂」
8 「憲法を変えるなどもってのほか」の宮崎駿
9 吉永小百合の平和への祈りと行動
10 アフガンを歩く日本国憲法、中村哲
巻末資料 日本国憲法と自民党憲法改正草案

著者等紹介

佐高信[サタカマコト]
1945年山形県生まれ。慶応大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、現在、評論家、「週刊金曜日」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

16
3〝異色官僚〟佐橋滋の非武装論。 「戦争は、とめどもなく使ってとめどもなく 消えていく、底なし沼のようなもの」(76頁)。 軍需産業だけで、他の産業は破壊される。 全体的に、中曽根元首相ってワルだと つくづく思えてきた。 憎まれっ子世に憚る。 子じゃなくて爺さんだけども。 後藤田正晴の「逆命利君」は、 中曽根に対して実践した行為。 漢の劉向(りゅうきょう)の『説苑(ぜいえん)』 で、「主君に逆らっても言うべきことを言うのが忠だ」(111頁)。 2014/04/11

とよぽん

15
宮澤喜一、後藤田正晴、野中広務など自民党の政治家にも護憲を堅く主張してきた人がいた、ということが分かった。何か、新鮮な気持ち。城山三郎の小説を読んでみたくなった。また、三國連太郎の映画を見てみたい。そして何よりも、著者の佐高信さんの熱い思いを感じた。2013年9月に出た本。2017/12/16

山内 ダイスケ

1
冒頭 宮沢喜一の博識、教養と、それに裏打ちされた護憲の考え方から圧倒される。 存命のうちにもっとその意見を見識を、リアルタイムで体験すべきだった。 いま、トランプとアベに煽られて軍備できる国が普通などと、簡単に考えるべきじゃやない。 雰囲気に流れず、ちゃんと自分の頭で考え 行動しよう。2017/09/24

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