内容説明
神宮前情報社(探偵社)のアンナ、ヨーコ、ノア。道で生きている貧乏猫の三人のもとにウドブノが転がり込んだ。ウドブノを日本に持ち込ませたのはヤクザの白瀬と三田村、道で生きている群れた犬のようなもので道の強者である。元々のウドブノの所有者ロシアの組織は、取引の不具合を怒りチョルト(暗殺者)を送り込む。元警察(はぐれ犬)の絵図師(裏稼業の策士)津屋崎は、アンナたちにウドブノを白瀬に売れば五千万円になると、デブなのに自信満々で持ち掛けた。頭にベーコンみたいな傷のある手下を抱える白瀬は切れ者の経済ヤクザ、簡単じゃない。そこで津屋崎は「善意の第三者」を登場させることを考えた。勝ち目は薄い、しかし、道の強者の鼻を明かしてやりたい。騙し騙され、二転三転どんでん返しのウドブノを巡る争奪戦が始まる、もう後には引けない!
著者等紹介
ヒキタクニオ[ヒキタクニオ]
1961年福岡県生まれ。イラストレーター、マルチメディアクリエイターを経て、2000年『凶気の桜』で作家デビュー。2006年『遠くて浅い海』で第8回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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外道皇帝
10
ハーフの女子3人でやっている神宮前情報社のヨーコが飲んだら願い事がかなうというウドブノを死にかけの外人から渡された。しかし、それは日本のヤクザとロシアンマフィアの取引のブツだったことから三つ巴のとんでもない争奪戦が繰り広げられる。危機また危機の連続で一気読み。ウドブノに隠されたマネーロンダリングの手口が素晴らしい。ヒキタクニオはハズレがないから安心して読める。2015/05/17
キムチ猫屋
6
久しぶりのヒキタさん、なかなか面白かったです。強い女の子、カッコいいよねー(*^^*)願い事、私だったらどうするかなぁ 2018/07/29
Atsushi Mori
2
狂気の桜 以来かな 登場人物のキャラは魅力的なんだけど、なかなか複雑な展開でちょっと飽きちゃったかな でも映画化したら面白そう2025/09/25
ぐずぐず
2
ちょっと雑。もっと上手い作家だった筈なんだけど。2016/02/13
Hayato Higo
1
★★★★男前なデブ、津屋崎の存在が良かった。ハーフにも色々あるんやね。ウドブノの逸話は良かったけど、全体的に刺激は少な目。2024/09/23




