内容説明
環状八号線で偽装外交官ナンバーのSUV車が事故に巻き込まれた。乗っていたのは医師二人と麻酔薬で眠らされた男女で、拉致事件の疑いがかかり、捜査一課で祖父も警察官だった南雲、娘が心臓移植待ちをしている茂木らが捜査にあたる。調べが進むうち、厚生労働省の向井俊介が調査中の年金詐取事件とこの拉致事件のかかわりが見えてくる。その背後には複雑な問題をはらんだ哀しき組織的犯罪があった―本格トリックを織り込みながらも、真の正義とはなにかを問う力作ミステリー。
著者等紹介
吉田恭教[ヨシダヤスノリ]
佐賀県生まれ。一本釣り漁師のかたわら執筆活動を行う。2011年、島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選ばれた『変若水』(光文社刊)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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