内容説明
本格ミステリーの古典から最先端までを、上から下から、後ろから、そして真正面から、斬新に独自の視点から痛快に切りまくるミステリー・ファン垂涎の異色作。生け贄となったのは―ノックスの十戒、アリバイ崩し、密室殺人、逃走経路の謎、叙述トリック、レッドヘリング、図像学、ヴァン・ダインの二十則、後期クイーン問題、正確な死因、お茶会で特定の人物だけを毒殺する方法、二十一世紀本格、「見立て」の真相、バールストン先攻法にリドル・ストーリー、警察小説、歴史ミステリーおよびトラベルミステリー、さらには多重解決―。初心者からマニアまで大〓(べし)見警部が満足させます!
著者等紹介
深水黎一郎[フカミレイイチロウ]
1963年山形県生まれ。2007年『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞してデビュー。2011年「人間の尊厳と八〇〇メートル」で第64回日本推理家協会賞(短編部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
87
芸術探偵の番外編?。短編集。ミステリーのパロディって感じで面白かった。2014/10/07
すい
61
脱力系ミステリおちょくり小説。東野圭吾の『名探偵の掟』に似た感じだけれど、こちらの方がより贅沢。それでも私は『名探偵の掟』の方が好きだ!(実は東野圭吾作品の中で1番読み返している作品でもある)。これはこれで面白く読めたんだけれど、私の中では二番煎じ感が強すぎたのかな。2014/12/18
そうたそ
49
★★★☆☆ ミステリの様々なおきまりごとを面白おかしく、時にブラックにいじり倒す痛快ミステリ連作短編集。東野圭吾「名探偵の掟」シリーズを思わせる趣向であるが、そちらよりも多少マニアック、玄人好みのする作品であったように思う。とにかく「面白かった」の一言に尽きる。いい意味で著者の悪ふざけが暴走しているような作品であり、その一方で決してミステリとして破綻しておらず著者のミステリ愛が十分に感じられる内容だった。まあアンフェアぎりぎりのものや、どう読んでもバカミス、みたいなものもあるがそれはそれで面白いので満足。2015/10/22
ミーコ
49
『美人薄命』が感動作だったので、期待して読んだのですが 全くの路線違い。。。 なぜ この人が警部になれるのか不思議でした。 うーん 私は好きになれなかったです。また長編を書いて頂きたく思います。2015/08/04
雪紫
43
見よ、これがバカミスだ。そして深水さんは頭の良い多彩な莫迦であった。あの警部以外真面目にやってたはずの芸術探偵シリーズの警察がミステリのお約束とパロディに塗れ、徐々にギャグキャラと化していく光景を見よ!おすすめ?ネタに触れそうだから困るけど「見取り図」と「登場人物」「テドロトキシン」が特におすすめ。




