ないたカラス

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334929398
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

いかさまの千里眼でも、救える悩みはある。
悪党になりきれないふたりが、一肌脱ぎます。
奉公に出されるのを嫌い、家を飛び出て十五年。二十八歳になった弥吉は久しぶりに江戸に戻ってきて、偶然幼馴染みの三太と再会する。お互いの実家は焼失し、帰る場所はどこにもない。ふたりは、無住の荒れ寺だった築案寺に住み着き、老け顔の三太が和尚、弥吉が寺男に扮した。さらに、築案寺の和尚は千里眼の使い手だと噂を撒き、相談に来た者から謝礼をせしめようと考える。弥吉には、それができる、ある「特技」があった──。

内容説明

奉公に出されるのを嫌い、家を飛び出て十五年。二十八歳になった弥吉は久しぶりに江戸に戻ってきて、偶然幼馴染みの三太と再会する。お互いの実家は焼失し、帰る場所はどこにもない。ふたりは、無住の荒れ寺だった築安寺に住み着き、老け顔の三太が和尚、弥吉が寺男に扮した。さらに、築安寺の和尚は千里眼の使い手だと噂を撒き、相談に来た者から謝礼をせしめようと考える。弥吉には、それができる、ある「特技」があった―。毎度、厄介な相談事に巻きこまれて、右往左往。たくましくてあたたかい、人情味溢れる傑作時代小説。

著者等紹介

中島要[ナカジマカナメ]
早稲田大学教育学部卒。2008年、「素見」で第2回小説宝石新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

藤枝梅安

87
幼馴染の弥吉と三太。家出して諸国を流れた弥吉が江戸に戻ってくると、三太が幼いころと変わらぬのんびりした人の良さを保っていた。二人で破れ寺に住み着き、三太を坊さんに仕立てて、「千里眼」を持つと吹聴し、小金を稼ぐ。そうとは知らない人々が相談事を持ち込み、弥吉が諸国放浪の間に身に着けた「技」で、事件を捜索し、あたかも三太が千里眼を持っているように話を作る。登場するのは皆クセのある人物ばかり。「川上一郎太」という同心が出てくるが、「居眠り磐音」シリーズの「山下一郎太」のモジリか。軽く読めるが、印象は薄い。2015/04/19

初美マリン

83
人物像の設定が、意表をつく。なかなか面白い組み合わせで、相談にのるが、後日談を含め読み物として面白い!2018/10/07

BlueBerry

62
序盤は現代の新興宗教ものにちょっと似た感じもあって楽しかった。素材はかなり良いと思ったんだけれど色々と勿体無い感じがありました。人情物にしてしまうのかミステリー色を強く出すのかメリハリを付けた方が楽しめたと思います。ラストも曖昧な感じでスッキリしなかった。序盤◎中盤○ラスト△2014/06/11

真理そら

44
さらりと読める「千里眼」物語、というより浮気男と妻の計算に振り回されつつお金儲けをする三太と弥吉の物語。おかねばあさんの真意が不明だし、10年後の物語はスピンオフ的なものになっているし、あと一歩満足感が足りない読書だった。2025/04/01

万葉語り

37
本編の後にある後日談が一番面白かった。千里眼の和尚と寺男の幼馴染コンビはどこに行ってしまったのだろう。こういう終わり方もいいと思わされる作品でした。2023-1262023/09/30

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