内容説明
東日本大震災と原発クライシスをきっかけに、クリーンエネルギーへの注目が高まっている日本。海流を利用する「潮流発電」も、世界に先駆けて、実用化が近づきつつあった。第一人者である正岡周平は、真摯に愚直に、研究と実験に没頭している。しかし、彼の心には、資金難による研究の行き詰まりで自ら命を絶った、ひとりの女性の面影が棲み続けていた。彼女の死の本当の原因がわかったとき、哀しみと怒りが塗り込められた、驚くべき犯罪計画が動き始める…。
著者等紹介
大門剛明[ダイモンタケアキ]
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部哲学科卒。2009年、『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なな
25
大門さんにしては 読みやすくあっさり読了。捕まって欲しい。欲しくない。そんな気持ちのせめぎあい。2021/05/31
みかん🍊
25
うーん、なんかスッキリしない、被害者が酷いのと犯人には同情するがなんで殺人犯すかなあ。追い詰める方もなんであんたか警察でもなければ犯人を憎んでいるわけでもないのにそこまでするかなあ、と納得できない作品でした。前回読んだ「雪冤」は面白かったけどこれはいまいちでした。2013/11/14
anne@灯れ松明の火
23
久しぶりの大門さん(地元作家さん)。今回は潮流発電にまつわる話。正直言って、私は全然知らない分野で、こういうあまり知られていないようなものに目をつけるところはいいと思う。出だしの少女にはちょっと驚いたけれど、前半はまずまずかなあと思いながら、読み進めたが、ラストには別の意味で驚いた。「これで終わり!?」って。事件としてもどうなるのか、潮流発電の未来もどうなるのか、その他もろもろ、不完全燃焼のように思う。余韻というのとは違うと思うのだけど……。2013/07/10
てん・てん
21
潮流発電って舞台装置はまぁよかった。なのに、あるヒトの犯罪を嫌悪すべきか同情すべきかわかんない。 あって欲しい海の香りが無臭って感じでナンカが足りないヘンな作品~。 2013/07/23
マサキ@灯れ松明の火
20
…デビューから追いかけている大門先生の作品。最近は、何かしら物足りない…デビュー時の勢いが無くなっているような。。「正義は勝つ」って…何が正義ですか?明日菜弁護士、大河君、芽衣ちゃん…アナタ達の「正義」って…何?確かに、周平先生は殺人者です。殺された羽藤は、鬼畜です。生き残ってますが、木場社長も鬼畜です。「正義」を貫くなら、殺人だけでなく、鬼畜も暴いてください!!強請を企む女だけじゃなく、七海さんのような被害者も沢山いるでしょう!?芽衣ちゃん…【続】2013/07/06
-
- 和書
- 幻のオリンピアン




