内容説明
鋼の鬼が京に現れ、貴族の娘を次々とさらってゆく。鬼討伐の命を受けたのは、人間の子に非ずと噂される最強の武士、坂田公時。鬼を誘う囮役を引き受けたのは、文才と美貌が評判の紫式部、十七歳。後には引けない戦いが、始まる。日出づる国のヒロイック・ファンタジー。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県銚子市生まれ。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。伝奇、ホラー小説の日本の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuna Ioki☆
30
1674-105-46 初読み作家342人目。二作続けてほぼ同じ時代を舞台にした作品。菊地作品は初めて読むがあまり入り込めず。こういう雰囲気は好きな作風なのだがキャラクター的に魅力を感じることが出来なかった。陰陽師やらもののけに関しては夢枕獏氏に一日の長ありかも。2017/06/24
マツユキ
21
菊池秀行さんの酒呑童子、坂田公時にひかれて。紫式部も登場。鬼なのか、人なのか、はっきりしませんが、美しい男は最強だよな。異形と恐れられながらも、愛される男二人ですが、生き方は違っていて。腐った世の中で生きていく公時と、別の世界を選んだ酒呑童子。やがて紫式部が書く物語。菊地作品初めてではないはずですが、読みづらく、苦戦しましたが、すきな世界観です。2023/06/25
TITO
6
坂田公時と酒呑童子の戦いの話。頼光と四天王とか、安倍晴明とか紫式部とか豪華に出てきてワクワクしました。妖怪かと思いきや、種明かし的な文章があってあぁ、人間かと思ったり、でもやっぱり人間じゃないのかな?と思ったり、いい人かと思ったらやっぱり悪い奴だったり。ちょっと難しい…2020/05/17
のれん
5
久しぶりに読んだ菊池作品。作風は変わらず、なんとも奇怪な現代風妖怪絵巻。 主役が坂田金時と謎の鬼たる酒呑童子の邂逅がなんとも面白い。どちらかというと酒呑童子の掘り下げが深く、オチに関しても主役の座すら奪ったのでは、と思える活躍ぶり。 そこに加わる紫式部はピーチ姫レベルの付け加え要素なのだが、そこから出る味も現代の目から見ておいしい。2018/05/19
クー
1
坂田きんときと、酒呑童子の話。紫式部と、道長も、出てくる。つまらない2024/04/03




