内容説明
五輪出場に人生を懸けた体操選手に向けられる愛と憎悪。今、運命の跳馬がスタートする。驚愕の結末が待ち受ける青春ミステリ!
著者等紹介
酒本歩[サカモトアユム]
1961年、長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。経営コンサルタント。2016年、かつしか文学賞優秀賞受賞。’18年、『幻の彼女』(応募時タイトル「さよならをもう一度」)で島田荘司選第11回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。’19年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
220
読友さんのオススメで読みました。酒本 歩、初読です。東京五輪体操青春ミステリの佳作でした。TOKYO2020が実施されれば、もう少し読まれるのではないでしょうか?東京五輪組織委の森喜朗会長は、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言の再発令が決まった7日、東京五輪の開催の可否について「不安? 全くありません」ととぼけた事を言っていますが、もっと真剣にどうしたらTOKYO2020を開催出来るか考えて欲しいと思います。 2021/01/09
ヒデミン@もも
44
酒本歩さん、初読み。 なんとなく懐かしい昭和の雰囲気に納得。結果はめでたしめでたしなのだが、犯人の動機がどうもいただけない。今は幻のオリンピックにならないように祈るばかり。2020/11/20
ゆにこ
14
さらっと読んでいたので仕掛けに気が付かず、まさかの展開に驚いた~。2021/12/12
みのくま
11
ミステリ調である為、本作の核心部分が語れない。だがその核心部分に日本人がオリンピックに対して持つ歪んだ欲望を読み取る事ができる。なぜ2020年に東京オリンピックが開催される予定だったのか。それは誰が欲望し実現せんとしていたのか。本作を通底するある種の違和感はそこに端を発している。具体的には、ある体操選手を遺伝子レベルから50年前と結びつけるドメスティックさが、東京オリンピックは誰のものかを明確に示している。ぼくは確かに日本人ではあるが、50年前の熱狂をリバイバルする為に生きてはいない。終盤は怒り心頭だった2021/02/05
詩界 -うたか-
11
#読了 #酒本渉◆オリンピック出場選手として将来を約束されていた筈の帆乃夏は怪我により選手としての活躍を諦めざるをえなくなり、アシスタントコーチとして仕事をし、有力選手の賢人を育て守る。一方体操部マネージャーのカンナは幼馴染で有力選手の松木の様子がプレッシャーのせいかおかしいと心配するが……◆二人の有力選手とマネージャーの熱いオリンピック×ミステリー小説でした!まさに、幻のオリンピアン。2021/01/11




