内容説明
港町を見下ろす高台にある高級料亭旅館“銀の鰊亭”。一年前の火事で当主とその妻は焼死。二人を助けようと燃え盛る炎の中に飛び込んだ娘の文は怪我を負い、記憶を失った。ところが、その火事の現場には身元不明の焼死体もあった―。あの火事は“事故”なのか“事件”なのか?文の甥・光は刑事の磯貝とその真相を追うことになるのだが…。
著者等紹介
小路幸也[ショウジユキヤ]
北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動に入る。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
310
小路 幸也は、「東京バンドワゴン」シリーズ中心に読んでいる作家です。小樽の旧の鰊御殿を舞台にしたライトミステリ、事件も完全解決せず不完全燃焼なので、続編もあるのでしょうか? http://www.otaru-kihinkan.jp/aoyama_about/nishin/2020/06/12
いつでも母さん
190
えー、これはこれで完結なのか?続編があるよね?って感じでなんだかモヤモヤしたままで読了した。文さんの記憶は?磯貝さんの仕事は?恋愛は?光とこれからの〈銀の鰊亭〉は?事件なのか事故なのかスッキリしないのが多すぎるよ、小路さん・・2020/03/21
初美マリン
119
設定も面白く邸宅を想像しながらワクワクしながら読み進めていた。しかし最終的に結論があまりにありきたりになってしまって残念でした2022/05/09
蒼
109
小路幸也さんの作品にしては珍しくあやしく腹黒っぽい人達が次々と登場して、物語は迷路の中に突き進んでいく感じがするのだけど、何かこう消化不良気味と言いますか、無理めの設定と言いますか、少し残念な気がしました。ミステリーの部類になるのでしょうが、文体をもっとカチッとさせたら全体が締まったように思うのですが、、、、。かつての作品「HEART BLUE」のような世界が読みたくなりました。2020/03/08
タイ子
105
老舗旅館<銀の鰊亭>が火事になり、当主とその妻が死んだ。そして、同じ部屋で身元不明の男女の刺殺体も発見される。当主の娘・文は火事のショックで過去の出来事を忘れる記憶喪失に。すごく重いミステリかと思いきや割合軽く展開していく。主人公の文の甥っ子・光の素直さと性格のせいだろうか。彼の心の声に何度かクスっと笑える。旅館は無事再開され、文は若女将となり客人を迎え始める。開店早々に来た客に疑問を持ち始めた光と刑事・磯貝の調査が始まる。予想外の真実に驚きはしたが、結末に何だかモヤモヤが抜けず…。磯貝の続編を読もう。2022/06/14




