出版社内容情報
企業買収の罠に陥った精密機器メーカーの窮地を救う社員たちによる復讐劇を、赤穂浪士をベースに描く、痛快無比のエンタメ小説!
内容説明
罠に嵌められた社長を救うため、乗っ取られた会社を取り戻すため、四十七人の社員が企てた驚愕の計画!令和忠臣蔵。
著者等紹介
建倉圭介[タテクラケイスケ]
1952年生まれ。’97年『クラッカー』でデビュー。2006年に刊行した『デッドライン』が「このミステリーがすごい!」でベストテンにランクイン、大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きあら
22
社員の愛社精神の強い医療機器会社アカベックが、同業社の神津ケミクスの陰謀により窮地に追い込まれる。社長は海外で死刑判決を受け、会社は会社更生法へ。罠に嵌めらた社長を救うため、会社を取り戻すため、四十七人の忠義を尽くす社員が立ち上がる。帯にあるように、これは「令和忠臣蔵」。細かいところはさて置き、いざ出陣( ̄0 ̄)/2021/06/12
rosetta
20
★★★★☆あまり先入観なかったんだけどいやー面白かった。令和忠臣蔵ね、なるほど。属人主義と性善説で超ホワイト企業の医療機器メーカアカベック(この名前も赤穂を連想させる)。競業社神津に騙され三代目社長はヤクザと知らずに接待させられた上アジアの国で麻薬所持で死刑判決を受ける。会社はボロボロになり神津の親会社の財閥系に買収される。しかしアカベックを愛する社員達は会社と社長にかけられた冤罪を晴らすため産業スパイ紛いの活躍を見せ始める。そしてクライマックスは雪の日に相手の会社に討ち入りを果たす。気持ち良く勧善懲悪2020/02/03
香翠
17
令和版の忠臣蔵と帯にあったように、うん、まさに現代版の討ち入りの物語でした。2020/04/21
おのちん
9
★★★★☆:面白かった。恥ずかしながら終盤になるまで赤穂浪士との関連に全く気が付かなかった。そのおかげでハラハラできましたが😅。2022/07/27
wasabi
8
帯に「令和忠臣蔵」とあり、登場人物名を見てそうきたかと思わず笑う。クライマックスの討ち入りは旧暦に合わせ、浪士1名脱落の46人説で決着。さすがに円満なくくりとなったのは致し方ないんだろう。大石内蔵助良雄役の石倉良雄が、敵を欺かんと遊興にふけるなんぞ、かつてドラマ忠臣蔵が年末恒例番組だった時代に育った我われには理解できるし楽しめる。でも、令和にあってはこの忠誠劇って通じないんじゃないかなぁ。2020/06/07




