焼跡の二十面相

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  • サイズ 46判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334912772
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

怪人二十面相、焼け焦げた帝都を暗躍す!1945年8月15日、日本敗戦。明智小五郎は応召して不在。「二十面相ふたたび現る」の報に、小林少年がひとり、立ちあがる!昭和を代表するダーク・ヒーロー、巨匠の筆に乗り、平成の終わりを駆け抜ける。痛快無類の冒険探偵小説!

著者等紹介

辻真先[ツジマサキ]
1932年、愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒。NHKでTVドラマの演出に携わる傍ら、テレビアニメの脚本を多数手掛ける。本格ミステリ、旅行エッセイ、アニメのノベライズなど、執筆範囲は多岐にわたり、1982年、『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞を受賞。2009年、『完全恋愛』で第9回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

217
辻 真先、3作目です。著者版、少年探偵団シリーズ、タイトルは二十面相ですが、小林少年が目立っていました。怪人二十面相は、本当に死んだのでしょうか?少年探偵団シリーズに関しては、著者が二代目江戸川乱歩を襲名しても良いかも知れません。仕事で明智事務所があったとされる龍土町(現六本木)には良く行きます(笑) https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/97843349139082021/06/02

みかん🍊

105
時は終戦直後の焼け野原の東京、戦争に行ってまだ戻らない明智探偵を待ち一人で明智探偵事務所を守る中学生になった小林少年のもとに持ち込まれた事件、財閥四谷重工業の邸宅に隠された秘仏を狙うは二十面相、しかしながら四谷重工業は進駐軍に取り入るため悪事を企てていた、暗号解読や変装からくりを駆使した事件に子供の頃このシリーズを読んだ人は心躍るのでは。2019/07/16

パトラッシュ

87
少年探偵団シリーズは戦後に書かれた分も敗戦を反映しておらず、登場人物も年を取っていない。夢中で読んでいた小学生の頃は気にもしなかったが、大人になって読み返すと物足りなさが残るのも事実。虫プロによるアニメ化で脚本を担当しシリーズを熟知する著者が、そんな不満を解消してくれて楽しめる1冊。焼け跡を舞台に小林少年と怪人二十面相が協力して悪党をやっつけたり、マッカーサーが現れたりで「乱歩ならやりかねない」と思わせるハチャメチャぶりが何とも楽しい。こういう二次創作がたくさん出る作品ほど、いつまでも読み継がれるだろう。2021/04/12

えみ

65
これぞ懐かしの推理小説の醍醐味。ちょっと大げさなくらいの謎に細かな伏線、騙して煙に巻く鮮やかな手口に、逆転に次ぐ逆転の大逆転劇!この対決が見たかった!まさかまたこんな形で彼らに再会できるとは…嬉しすぎて一気読み。終戦直後のまだ進駐軍が日本を手中に収めていた時代、厳しい戦火を生き抜いた小林芳雄少年が未だ生死が分からぬ名探偵明智小五郎の帰りを今か今かと待ちながら、戻ってきた怪人二十面相と対決、からの何やら新たな怪しい事件の匂い。敵の敵は味方か敵か。二十面相と小林少年の推理と危機回避能力は凄い。最高のエンタメ!2021/06/13

さっこ

51
何十年ぶりかで辻真先さんの作品を読了。小さな頃に好きだった怪人二十面相のお話。明知探偵不在の終戦後の東京で小林少年と怪人二十面相が織りなすロマン活躍劇。ノスタルジックな感じがして楽しかったです。最後にあの人の名前が出てきてサプライズ。2019/08/22

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