出版社内容情報
福澤徹三[フクザワ テツゾウ]
著・文・その他
内容説明
特養老人ホーム「敬徳苑」で入所者が何者かに殺害された。第一発見者で介護員の清水穂香はストーカー被害に悩んでいた。現場に臨場した交番巡査の武藤大輔は穂香の相談に乗り、ストーカーの正体を暴こうとする。新米刑事の風間志郎は未解決事件の捜査をきっかけに、半グレ集団の罠に落ちる。錯綜する事件の果てに巨大な闇が三人を襲う!緻密な描写と予想を裏切る展開!異色の警察小説。
著者等紹介
福澤徹三[フクザワテツゾウ]
1962年、福岡県生まれ。2000年、『幻日』(後に『再生ボタン』と改題)でデビュー。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
75
面白かった!特養ホームで起きた不可解な殺人事件。ホーム職員で第一発見者のシングルマザー・穂香と臨場した交番巡査・武藤、新米刑事・風間。最後までハラハラドキドキしながら読了。二人の警察官のこれからも見たくなります。続編希望。2018/11/20
ケイ
67
懐かしいメンバーにまた会えた。みんなも少しずつ成長しているが、悪いところに足を突っ込んだ人はどうなるのだろう。今後が心配になる。2026/01/15
ren5000
47
前半はだらだらとして読む速度が滞りがちだったけど後半になってから物語も一気に加速してハラハラしながら読みました。ミスリードと思った奴がミスリードで怪しいと思った奴がそのままだったけど最終的には円満?に終わったのかな。この二人の警官の行く末も読んでみたい気もするので続編が出たら読む。2019/01/22
すしな
38
155-22.ハコヅメと孤狼の血の雰囲気をあわせたような地方警察系のミステリーです。おそらく北九州が舞台と思われますが、九州弁の掛け合いのテンポが良いです。後で知ったのですが、条川署クロニクルというシリーズで、前日談として、今回脇役で出てきた登場人物の作品もあるのだそうです。作者の経歴も魅力的で、いろんな職を経験されて作家になったということで、世の中の表も裏もあぶり出したような内容でした。それにしても警察とか介護って本当に大変な仕事だなあと。2022/11/06
さっこ
36
シングルマザーの介護士、交番勤務の巡査、強行犯係の刑事、三人を主軸に事件が動いていきます。介護問題やオレオレ詐欺など現在の社会問題や、半グレなどが絡み合っていきます。半グレとか出てくると、誰か死んじゃうのではないかとハラハラしてしまいます。前半は動きが遅いですが、後半からはスピードが増して読みごたえありました。「白日の鴉」の新田巡査も出てきますが、先輩になって頼もしくなっていました。2019/01/20




