地に巣くう

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334910631
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

この苛立ち、この焦燥、この憎悪、この執着。剣呑で歪で異様な気配を纒う、同心信次郎と商人清之介。彼らの中に巣くう何かが江戸に死を手繰り寄せる。今は亡き父と向き合い、息子は冷徹に真実を暴く。疼く、痺れる、突き刺さる、「弥勒シリーズ」最新刊!

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。小学校の臨時教員を経て作家デビュー。「バッテリー」シリーズで野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。児童文学、時代物、ミステリー、恋愛小説と、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

142
疲れた・・この二人の心理戦が堪らない。『生き方を見届けてやる』と云う清之介、裏を返せば、信次郎の思いとて同じはず。全く別の世界で暮らしているのに双子のような表裏一体、合わせ鏡のようだ。そこに伊佐治親分の人情が良い味を出す。嗚呼、やはり早く次を、早く完結作を読ませて欲しいと私の心が求めている。待てないのだ。気になって仕方がない。これは、あさの作家の思うつぼなのか。2016/02/21

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

94
★★★シリーズ6作、まさかの新刊。前作までは前振り、キャラへの肉付け期間。いよいよそれぞれの個性と、設定を活かした物語が始まれば面白いが、残念ながらまだキャラの背景掘り起こしに拘る。時代物としても、ミステリとしても甘さが目立つ。好きなシリーズだけに実に惜しい。弥勒(シリーズ1作目)を再読しても、話しの奇に頼ったストーリーとなっていて、キャラや設定を活かし切れていない感は大きい。遠野屋に見せかけて「軸」は信次郎なのだが、その軸の個性の設定に共感し難いのが難。信次郎はもっともっと暗く執着してこそ…かなぁ2015/12/11

えむ

92
シリーズ6作目。信次郎が襲われ刺されたが、傷は浅かった。しかし刺した男は殺された。「おもしろくなりそうだぜ」信次郎が底を見通せない事件に出会うと発する言葉だが、事件は信次郎の父右衛門の過去へと遡ることになり、信次郎は亡くなった父が荷抜けに関わっていたことを知る。そして、またもや刺客に襲われる。/このシリーズ④で、清之介が過去に決着をつけ終了かと思っていのだが、⑥まで来ました。何やらまだまだ清之介の中では決着がついていないみたい。ダークサイトに踏み込むのか不安な終わり方でした。2016-402016/06/06

Rin

71
【図書館】またひとつ、節目となる物語という感じ。彼らにとっても岐路となったのかな。過去とも向き合って、家族や自分とも向き合わなくちゃいけない。それを面白いと感じるか、苦しくて目を背けたくて、それでも真っ直ぐに向き合おうと己を奮い立たせるのかは人それぞれ。その葛藤や他者や己との関わりが興味深く読める。人が生活するなかで被っているもの。それが綻び裂けて、破れていく。その中に潜む本来の姿、それが恐ろしくも人の本性なのだと。遠野屋や信次郎が危うげながらも明らかにしていく真相と彼らの行き先が気になります。2016/07/21

星群

68
シリーズ6作目。『わかってるよ。ったくよ、どこまでも恩着せがましい男だぜ。代償だの見返りだの、おぬし、嫌な商人根性が染みついちゃったんじゃねえのか』くぅぅ!同心・木暮信次郎の拗れぐらいがたまらない。それに新しい気づきもありました。信次郎と清之介の仲裁役になる伊佐治も、かなり病んでる。この3人みな、病んでる!くぅぅ!私も病んでるかな、、笑。寒暖差のせいか、面白いのに中々読み進められませんでした。2025/04/14

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