内容説明
5年半をかけた渾身の2000枚!歴史に埋もれた名将を描く。戦国屈指の粘り強い交渉人(タフ・ネゴシエイター)。信長、秀吉、家康を支えた、百戦錬磨の男に挑む!
著者等紹介
中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年栃木県生まれ。東北大学在学中に「風船ガムの海」で文學界新人賞佳作入選。’87年『明治新選組』でエンタテインメント小説大賞を受賞。’93年『五左衛門坂の敵討』で中山義秀文学賞、’94年『二つの山河』で直木賞、2005年『落花は枝に還らずとも』で新田次郎文学賞、また’15年には歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
17
【図書館】【速読】:詳しい感想は、他の読者に委ねるが。非常にきめ細かく記された本で、合間合間に当時風習や習慣等の風俗が記されており面白かった。初めて戦国時代の歴史を学ぶのであれば入門書ともいえるだろうか。只ボリュームがあり過ぎるのと淡々と語られていく執筆ブリに、やや単調さを感じないでもないが。読み物としてよく記された本であった。読んで損はしない本だった。幻聴の声によるとビッグブレイジーな本だそうである。2022/05/13
如水
17
堀尾吉晴。別名茂助。仏の茂助と言われた羽柴軍最古参の寄騎の戦国武将です。僕の印象は『職業:軍人』。この人、初陣で主君である岩倉織田氏が織田信長に滅亡されて(中々前途多難)4.5年浪人した後、藤吉郎(後の秀吉)に見出され織田信長に仕えてからずっ〜と戦場に出てます。しかも着実にステップアップ&負傷退場無し。よって織田家の戦で桶狭間以外は城番以外はほぼ参戦。信長からは『堀尾は毎度の事』と武功をかわれてます。何て魅力的♪上巻は山崎の戦い迄。山中鹿之介と竹中半兵衛に薫陶を受け武将の腕に磨きを掛けていく、さて下巻は?2017/10/21
Yukihiro Nishino
12
岩倉織田氏滅亡後秀吉に拾われ家臣となった堀尾茂助。竹中半兵衛、山中鹿之助という武士道あるいは人生の師に出会い、徐々に成長していく。上巻は山崎の合戦までで、500ページ以上の読み応えある作品。物語の進行の所々で、登場人物や当時の風習など詳しく解説されており勉強になる。2018/09/14
らいおねる
9
見つけたときは自分の好きなあまりスポットライトが当てられることは無い戦国大名の生涯とか他で読んだことが無いから凄く嬉しかったです。上巻は秀吉に拾ってもらってからその下で頭角を現す感じ。これだけなら秀吉の話の比率が高くてあまり目新しさがなかったので下巻に期待。2025/11/14
ソババッケ
8
秀吉の家臣の中であまり知られていない武将の一人。最近の話題では、国宝となった松江城を築いたことや松江市の基礎を作った人物として知られるようになった。尾張丹羽郡御供所村の土豪の嫡男として生まれた吉晴は、岩倉織田氏に仕えていたが信長に敗れ流浪中を秀吉(墨俣築城前)に拾われる。上巻は秀吉の中国大返しによる明智戦勝利まで。史料に基づくものだろうが、驚くほどの転戦の連続、そして鉄砲組頭としての参戦であるだけに、生き残ったのは運がいいとしか言いようがない。戦陣の様子などを吉晴の眼線で語られるのも面白い。★3.52016/03/19




