出版社内容情報
無職宿無しの亀谷幸慈は、キャバ嬢のようなギャルにカツアゲされていた自称記憶喪失のガブリエルを救い出すが…。
内容説明
金ナシ、職ナシ、家族ナシ。助けた男は悪魔に追われている元・天使!?行くあてのない二人がたどり着いたのは、八王子の古い一軒家『猫の森』。不思議な安らぎに満ちた、ちぐはぐな6人の共同生活だったが…
著者等紹介
朱川湊人[シュカワミナト]
1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部国文学科卒業。出版社勤務を経て、2002年に「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。’05年に『花まんま』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
136
いつもの朱川さんとはちょと違う。天使と悪魔は出てくるわ、パラレルワールドは出てくるわ、話はポンポン飛んじゃうわ、お寒いオヤジギャグは出てくるわ、もうワケ解からんって内容なのだが、さすが朱川さん、面白いんだコレが(笑)。切ない結末ではあったがほんのり温かな余韻が広がる。2015/07/18
takaC
120
なんか不思議な話。好き嫌いスパッと分かれそう。2017/06/03
kishikan
102
朱川さんの本も29冊目。ホラー、ノスタルジック・ファンタジー、この本のようにエンタテイメント的な感じのものと多彩ですね。タイトルの「今日からは愛の人」という意味は、最後まで分からないが、その意味を知るとやはりジーンとくる。犯罪人も決して芯から悪じゃない。別の世界に生き直してたら・・・。本日サービスデーの続編らしいけど、必読というわけでもありません。表紙が漫画チックでどうかなと読み進めると、ギャグや洒落も満載、まるで荻原浩さんを読んでるみたい。魔女の「妖怪王女ハーマイ鬼」は笑わます。軽いけど、深いし面白い。2016/04/09
みかん🍊
93
無職でネットカフェで寝泊まりする幸慈は自称悪魔の女にカツアゲされている気の弱そうな記憶喪失の青男を助けてしまう、ひょんなことから彼と共にシメ子の家「猫の森」で三人の男たちと暮らすことになり、合宿のような楽しい生活を送るが・・装丁の漫画ちっくな感じや悪魔や天使なとちょっとふざけたファンタジーのようでパラレルワールドなのか、実は何かからくりがあるのかと思わせておいて実はとても重い悲しいとても切ない話でした、「今日からは愛のひと」のタイトルが切ないです。読み終わった後でじわっと泣けそうになります。2015/07/28
nyanco
86
タイトルを聞いた時の違和感、装丁を見たときにさらに違和感が増し、読み始めて・・・ う~~~ん、いつもの朱川さんとは違う作風でしたね。 天使と悪魔、猫の森・・・ファンタジーなモチーフを使いながら、テーマが何とも重かった。 過去の事件がやり直せるようなものであったり、偶発的なもので本人に救いがある・・・とかだったら良かったんだけど、あの内容では「仕方がなかったよね」とは言い難い。 そのあたりがどうも自分の中で消化しきれず、ラストを受け入れることが難しかったです。2015/07/28
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