いまのはなんだ?地獄かな

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334910204
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

五十八歳にして初めて子を得た小説家・愛葉條司。「家族クソ食らえ」の條司だが、子育ての喜びを知り、のめり込む。娘・愛の無邪気な言動、良き母であり心身とも相性の良い妻・志帆との会話、幸福な日々に次第に丸くなる自らの内面等、克明に記録する條司。しかし、彼は、家族の「闇」には気づいていない。それは、愛が三歳になる直前のこと―。心の闇。心ふるえる結末。究極の関係「親と子」が生み出す衝撃のストーリー。

著者等紹介

花村萬月[ハナムラマンゲツ]
1955年東京生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞。同年、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

50
自由奔放に生き、年賀状の家族写真を送ってくる人を理解できないほど家庭とはかけ離れた生活をしてきた58歳の小説家。彼が娘を持つ。そして育児の喜びにのめりこんでいく。…年齢・性別にかかわらず、子を持つことで世界感が変わる、見るものが変わる、興味の対象が変わる、というのはとてもわかります。読みながら「そうだよね」と納得しつつ、「そこまでオーバーに書くか?」と思ったりでした。実は苦手な作家さんです。が、今までと違った作風のようなので読んでみました。ごめんなさい、もっと苦手になりました。やっと読了でした。2015/05/13

いつでも母さん

42
小説とは言え私には衝撃のラスト!ドキドキした。いや、伏線はあったか・・読んでもいないのに敬遠して(汗)『ワルツ』はちょっと良かったが、それ以来の花村萬月作品。リタイアかと思ったのだが・・この妻にちっとも共感出来ないから!ところがどっこい(死語か)こう結ぶかぁ、花村萬月。親として、これは無いだろうが。3才の娘の言葉にもドキッとしたなぁ。虐待では無い。いや虐待か・・しかしながら、『血』が繋がっていても親子とて別人格。親であるより、女であり男であったと云う一組の夫婦の話。『愛』という娘の3年間は地獄だったのだ。2015/05/19

starbro

35
花村萬月はコンスタントに読んでいる作家の一人です。久々、純文学・私小説かと思ったら、花村萬月版イクメンロードノヴェルでした。結末は賛否両論あると思いますが、花村萬月らしさが出ています。作中で経団連の役員連中を経済ジャンキー呼ばわりするところも、アナーキーです!2015/04/30

アーモンド

32
初読み作家さん。題名読み。そして、読んだ方のレビューに「読まなきゃよかった」とか「最悪」とかインパクトがある言葉が多かったので、気になった(笑)ちょっと読みづらく、挫折しかけたが、驚愕のラストが読みたくて何とか。う〜ん、これは後味悪い…。このタイトルと、表紙の絵の女の子が何とも。。。2015/12/23

なっち

29
タイトルがあまりにも気になって花村さん初読み。改行と会話文が少なく文字がぎっしりでしかも表現がまわりくどく読みづらかったけど、それより何より内容が… 終盤かなりヘビーです。2016/06/13

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