光文社知恵の森文庫
空海と最澄はどっちが偉いのか?―日本仏教史七つの謎を解く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787134
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C0115

出版社内容情報



島田裕巳[シマダ ヒロミ]

内容説明

最澄はエリート、空海はたたき上げって本当?親鸞は思索的で日蓮は戦闘的だった?日本仏教1500年の“常識”を疑ってみると、真の姿が見えてくる!そのほか新宗教の建物はなぜ巨大なのか、天皇の信仰が仏教ではなくなったのはなぜなのか等々、仏教にまつわる7つの疑問を解説。教科書では分からない、人気宗教学者による「謎解き」仏教史!

目次

第1章 日本人は本当に無宗教なのか?
第2章 空海と最澄はどっちが偉いのか?
第3章 浄土教信仰はどのように広まったのか?
第4章 実像が分からない親鸞 分かりすぎる日蓮
第5章 なぜ葬式と仏教は深い関係にあるのか?
第6章 なぜ新宗教の建物は巨大なのか?
第7章 なぜ天皇の信仰は仏教ではなくなったのか?

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。作家、宗教学者、東京女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ビイーン

30
講座を元に書かれた本。仏教にまつわるネタを分かりやすく解説していて読んでみたら意外と面白い。日本ではキリスト教徒の割合が人口の1%未満しかなく、先進国の中でも稀有な国なのだそう。どうやら日本は一神教が根付かない国のようだ。普段は「困ったときの神頼み」で熱心に仏教徒を意識した事がなかった私だが、本書をきっかけに仏教への関心が深まる。2019/09/06

KAKAPO

30
「空海が唐から戻った後、空海より年上で、超エリートであるはずの最澄が、空海に密教についての教えを乞い、立場が入れ替わっています。最澄が開いた天台宗では、密教に関しては遅れをとったため、最澄の後に続く弟子、円仁などは唐に渡って十年かけて密教を学び、密教についても空海に匹敵するようなものを持ち帰りました。」私が読んだ本によると、空海は、事前に身につけた教養によって運を味方につけ、時には強引とも言える方法で影響力を得た人で、最澄は、謙虚で真摯であるがために、求心力という点では後塵を浴びてしまったという印象です。2018/11/24

キリン

15
なかなか興味深い内容。新興宗教とかのことも多少わかりました。書かれている事、全てが真実かはちょっと疑問ですが。2017/08/09

うえ

13
元のタイトルは「日本仏教史裏のウラ」とか。本筋とは関係なく興味深いのはシンガポールの例。元々仏教と道教が国民の75%の信仰を得ていたが、現在は5割まで下がり、代わりにキリスト教が2割まで上昇。韓国でもキリスト教が4割に上昇し、中国でも1割に上昇したらしい。キリスト教もイスラム教も少ないのは、日本とカンボジアとラオスだけだそうだ。インドでは完全に仏教がすたれていたが、最近ヒンズーから仏教に改宗するケースがあり、日本人僧侶が改宗のために活躍しているという。2019/05/18

烏山ちとせ

6
さらっと勉強しようと思って借り、確かに勉強になった。タイトルを超えた中味で日本での仏教の歴史を伝来元から生前退位問題まで、第三者目線で解説。登場人物は30名に満たないくらいなので、私程度の知識量だと、読み込めば生涯の宝になり得る。明治の廃仏毀釈、仏教の変容など初めて知ることも多かった。政治と結びつく時の諸派に冷静に疑問を抱きながら、新しい宗教まで「現代の仏教の新しい流れかもしれない」と見続ける視力は頼りになる。2019/03/06

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