光文社知恵の森文庫
死との対面―瞬間(とき)を生きる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334786106
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

病んで、老いて、友が去り、つぎは僕だ―。学徒動員による軍隊経験や、脊椎カリエスを始めとする様々な病に長年悩まされるなど、常に死を間近に感じてきた著者。その生涯を振り返りつつ、遠藤周作、吉行淳之介など同時代作家との交友と別れ、晩年信仰を深めたキリスト教への思いなど、自身が辿り着いた「死」と「生」の実感的真実を語る。

目次

1 死とのつきあい(死は後ろから迫ってくる;人の最後は運 ほか)
2 老いを生ききる(生きている限り満足感がある;孤独を楽しむための散歩 ほか)
3 晩学の信仰(縁あってカトリックに入信;踏み絵を踏む弱さを神は許す ほか)
4 夕暮れに想う(僕らは幸福なのか不幸なのか;日本人が正気である限り ほか)

著者等紹介

安岡章太郎[ヤスオカショウタロウ]
1920年、高知市生まれ。作家。慶応大学英文科卒。在学中、陸軍に徴兵され満洲へ送られたが、胸部疾患で内地還送。脊椎カリエスを病むなかで創作を始める。’53年『陰気な愉しみ』『悪い仲間』の2作で芥川賞受賞。その後本格的に創作活動に取り組み、吉行淳之介、遠藤周作、庄野潤三らとともに「第三の新人」と呼ばれた。2001年、長年の文学活動により、文化功労者となる。代表作に『海辺の光景』(芸術選奨、野間文芸賞)、『幕が下りてから』(毎日出版文化賞)『流離譚』(日本文学大賞)、『僕の昭和史』(野間文芸賞)、『鏡川』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Mayan

1
前半は頷きながら丁寧に読みましたが、三、四は求めていたものと異なり少し残念に思いました。2014/08/19

きゃん

0
遠藤周作が好きで、著者から見た遠藤周作を知りたくて読んだ。面白かった。2014/09/07

mochi

0
自身の病気の記録を中心に、自分の人生や遠藤周作や吉行淳之介らとの友情を面白おかしく振り返った一冊。ただ、真面目なことも書いてある。落ち込んでいるときに読んで、死ぬことばかりかいてあるこの本から逆に元気をもらってしまった。最後の方に、関東大震災と阪神大震災のちがいが書かれており、人とのつながりや愛情が薄れていることで震災復興が遅れている、ということに共感した。2014/04/30

1173

0
2012/12/19

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