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内容説明
なぜ神像は老人の顔をしているのか、なぜ武士の鼻は大きく描かれているのか、親鸞と道元の肖像がなぜ似ているのかetc.。埴輪、仏像、能面、肖像画、浮世絵などから窺える日本人の顔を題材に、時代精神や価値観、隠された心情を読み解き、日本文化を探っていく。変遷するそれらの顔立ちに託したものに、尽きぬ興味が湧いてくる。
目次
プロローグ 「顔」から日本文化をどう読むか
1 土偶と埴輪―縄文人と弥生人の特徴
2 仏像と神像―青年と老年の理想化
3 優しい翁と怖い翁―人間的な存在と神に近い存在
4 親鸞の顔と道元の顔―人間と思想の複雑さ
5 中世の武士の顔―倨傲と決死の面魂
6 オカメと般若―生活の匂いと霊的な気配
7 円空彫刻の笑顔と木喰彫刻の笑顔―赤子と老人を手がかりに
8 江戸時代の女の顔と貴族の顔―丸顔から面長へ
エピローグ 「顔」を読む迷路
著者等紹介
山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年、サンフランシスコに生まれる。東北大学文学部卒業。宗教学者。東北大学文学部助教授、図立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、同所長などを歴任。著書に、『愛欲の精神史』(和辻哲郎文化賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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