出版社内容情報
日本推理作家協会[ニホンスイリサッカキョウカイ]
内容説明
予想を裏切る『至宝』の数々!驚きのトリックに、思いがけぬ結末。ミステリーの醍醐味を詰め込んだ豪華アンソロジー!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
54
ミステリアンソロジー。現在活躍する作家の短編を集めたものだけど、時代もの、SFからハードボイルド、サイコに警察小説、ホラーと幅広く収められている。逆に言うと純粋な犯人捜しという意味でのミステリはあまり収められていないように思えた。ミステリの裾野が幅広いのはいいんだけど、あまりそういう変化球ばかりなのもどうか。とはいえ収録作は力作揃いで巻を置くこと能わざるのは確か。新宿鮫ゼロを始め、イヤミスかなと思わせる湊かなえや道尾秀介、といずれの作品も読んでると時が経つのを忘れる。また追っかけたい作家が増えてしまった。2018/08/08
baba
34
3センチの厚さに怯む。伊坂幸太郎氏「小さな兵隊」で切なくも父を慕う少年に癒され、乾ルカ氏「漆黒」の主人公の性癖に又も怯む。飛ばそうかと思いながら活字好きとしては挑まねばならず、終わりの勘違いに苦笑。北村薫氏「黒い手帳」は彼らしい執拗な主人公が怖い。坂木司氏「国会図書館のボルト」は切なく笑える。道尾秀介氏「暗がりの子供」は子供心は計り知れない愛を求めている。湊佳苗氏「長井優介へ」と宮部みゆき氏「野槌の墓」は既読でしたが、子ども時代の虐めと子殺しにまつわる話しで思わず涙しながら読み耽る。2017/10/02
KEI
32
伊坂作品目当てで借りたミステリーのアンソロジー15編。面白かったのは伊坂さんの【小さな兵隊】学校の担任をストーカーする男から守ろうとする主人公と海外出張と誤魔化す父親との交流。警察物では今野さんの【常習犯】空き巣の犯人の冤罪を晴らす刑事。【区立花園公園】未読だか新宿鮫の鮫島が若い刑事として出てくる。乾ルカ【漆黒】黒髪フェチの男が気持ち悪い。宮部みゆきの【野槌の墓】は三島屋シリーズに出て来る様な妖怪が出て来て人情味があった。その他、バラエティに富んだ作品群だった。面白かった。2021/11/11
ちゃんちゃん
26
既読も多かったですが、豪華作家さんたちの短編集。「博物館」とは面白い表題。価値ある作品ですもんね~2017/10/01
らび
24
こういった短編集でしか出会えない作家さんの作品が楽しい。既読の作品もありましたが、それぞれに味わいがあって読んで損はない1冊です。2017/11/05




