出版社内容情報
倉阪鬼一郎[クラサカ キイチロウ]
内容説明
芝の伊皿子坂にある料理屋・夢屋のおかみ、おたね。ひとり娘を大地震で亡くした悲しみはまだ癒えないが、ある日、浜辺に置き捨てられていた幼い男の子を夢屋に連れて帰る。母親を懸命に探すおたねと夢屋の面々だったが…。やがて夢屋の料理が、母と息子の再びの絆を作っていく。辛い境遇を乗り越えて歩き出す市井の人々を温かく描く、感動の好評シリーズ第三弾。
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学大学院中退。草創期の幻想文学会に参加。’87年『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。その後、ブランクを経て、’97年『百鬼譚の夜』で本格デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
み
28
さくさくと♪が、役者さんの結末は、かなり後味が…。美味しく食べてる野菜は、皆さんの努力のお蔭なのね。2016/12/07
メルル
28
捨て子騒動に始まり、幸せへ。今回のメインはわんたん。わんたんは我が子に贈る母の味。災害で亡くなったおゆめの話がでると少々切ない。あの人のあの最後はよろしいのかしら…。ちょっと今までの雰囲気と違ったような気がする。これってファンタスマゴリーによるノイローゼが原因?だとしたら嫌な事件。ともあれ軽めの人情話は時代小説慣れしていない人でもさくさくと楽しめる。2016/09/28
真理そら
18
「ぶんちゃんも、いく」というセリフのところで千ちゃんを思い出した。迷子の親探しも似顔絵がついてると分かりやすくていい。今回はおかあの心に響いたから効果抜群。たしかにわんたんは下手な作り方だと随分まずいものが出来そうな…。一度は夢中になって好きになり、ぶんちゃんの父親でもある玉之助の扱いはあれで良かったんだろうか、と思ったり、まあ男らしい相手に巡り合えたからいいかと思ったり、べっぴんさんは得よねと思ったり…いつもに比べて読後のほんわか気分は弱めかな。2018/01/30
tomtom
15
南蛮野菜は日本では観賞用だったけど、向こうでは実際に食べていたんではないのかなと気になった。文ちゃんが傷ついていないのが救い。2022/11/30
雅
14
悪いとは言わないけど話しが綺麗すぎるなぁ2016/12/20




