出版社内容情報
藤田宜永[フジタ ヨシナガ]
内容説明
約二十年前、金融会社社長が事務所で金庫破りと鉢合わせをして刺殺された。社長の娘から依頼を受けた探偵・竹花は、情報を受け犯人と思われる男が暮らす新潟に赴く。だがその男の身辺を探っていくうちに、竹花の周りで不可解な出来事が次々と起こる…。(表題作)しぶとく、そしてクールな男・竹花が、人間の悲しい性と心に寄り添い事件を解決する、珠玉の全四編!
著者等紹介
藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950年福井県生まれ。’86年に『野望のラビリンス』でデビュー。’95年『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、’96年『巴里からの遺言』で日本冒険小説協会最優秀短篇賞を受賞。その後、『樹下の想い』で恋愛小説に新境地を拓き、’99年『求愛』で島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かおる
24
本の裏表紙に藤田さんの顔写真があり、初めてお顔を拝見いたしましたがとっても渋くてカッコ良かったです。探偵竹花も渋くてカッコイイのでなんとなく竹花=藤田さんのイメージで楽しんで読めました。 2019/03/19
のなのな
11
面白かった!クールで、熱い。そして信念。こんな生き方はできるかな?続きが楽しみです。2017/07/06
尾塚
6
探偵竹花シリーズ。短編4話。還暦からもだいぶ過ぎた初老の探偵といった設定がいいですよね。ただそれでも若い彼女がいたり、羨ましくもあり。日本風のハードボイルドみたいな感じですね。どの話も最後にちょっとしたどんでん返しがあって楽しめました。中でも表題の「潜入調査」がいいですね。結末に意外性があって中高年の犯罪の悲しさみたいところがいいですね。好きなシリーズなので次作が楽しみ。2016/08/06
ふぃえ
4
探偵・竹花シリーズ5。4編からなる短編集です。ハードボイルドというほどじゃないけれども、きな臭い連中とのやり取りもあり、そういう場面では読んでいてハラハラします。還暦過ぎた竹花の人情味あふれる探偵稼業、楽しみました。2024/12/13
たかだい
3
61歳の探偵が活躍するミステリー短編集 基本的にはおおらかな態度、しかし事件の核心や言うべき事は的確に突くおじさん(お爺さん?)が、かっこいい作品です ハードボイルドという程、危険な大立ち回りをするわけではなく、大体は危険はあれど静かに推移するタイプの話ですが、主人公の探偵が持つ唯一無二のキャラクターが気に入りました 図書館で適当に選んだ本でしたが、他のシリーズも読もうと思います2025/09/19




