出版社内容情報
邪悪でダーク。生と死の狭間で繰り広げられる危険なゲームに巻き込まれてゆく葬儀プロデューサーを描いた小説。解説・壇蜜。
内容説明
葬儀ディレクター・倉木和利の前に現れた不審な男は、いきなり「私の葬式をあげて欲しい」と切り出した。この男によって「ダビデの心臓」なる秘密グループに巻き込まれた倉木は、そこが一流の人物のみで構成され、自殺をゲームとして楽しむ集団だと知る。死と生の狭間を楽しむ倒錯した快楽の果てに倉木が見たものは―。極限の生を描いた話題作が文庫化
著者等紹介
藤沢周[フジサワシュウ]
1959年新潟県生まれ。法政大学文学部卒。’93年「ゾーンを左に曲がれ」(「死亡遊戯」と改題)でデビュー。’98年「ブエノスアイレス午前零時」で第119回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちょこまーぶる
49
ページを捲るのが早かった部分と遅かった部分が混在している一冊でした。この作品に描かれている葬儀屋さんと病院の関係を面白く読めたのですが、何か途中から怪しげな新興宗教の様な「死」に対しての身勝手?な集団心理の羅列は、僕にとっては難しすぎたのか、必要性は感じなかったですね。それなら、純粋に葬儀屋さんとの関係からの癒着とか契約の競い合いとかで進めてもらいたかったですね。葬儀屋勤務の経験のある壇蜜さんの解説は面白かったですね。タイトルの蜜つながりは意味があるのかな?装丁でハードルを上げ過ぎた事は否めません。2018/03/21
sibafu
10
文庫になったので再読。一度目読んだ時には、独特のダークなルールの世界観にページをめくる毎に引き込まれていった。再読する前は、主人公倉木が巻き込まれていく物語の展開も結末うろ覚えだったけど、読み直して筋はハッキリと頭に残っているのだけど、それでもコップの底に沈殿したにごりが残ってくる。文庫版の解説を書いているのはまさかの壇蜜(最近名前すら目にしないけど)。新装したエロチックさとインモラルさを感じさせるカバーの雰囲気に合っている。壇蜜も短期間だけど葬儀の仕事をやっていたことがあるらしい。2016/10/01
eipero25
5
裏表紙のあらすじがおもしろそうだったので、読んだが、それだけだった。それが全てだった。オチもどんでんも何もない。 文則的文学作品を想像したが、別もんだった。 長いだけだった。 芥川賞作家とは思えんね。2018/03/08
misatomarble
4
文庫本で再読。私の場合、単行本で読んで文庫本で再読するのは、かなり好きな作品になる。「波羅密」も黒くて良い。初読は2010年6月。ジリジリと暑い季節に読むべし。どす黒い気分になること間違いなし。2015/12/18
tnyak
3
裏表紙の粗筋を見て、買って読んだのだが、、、、、 うーむ 作品世界にあまり入り込めなかったです。残念。 2025/11/05




