光文社文庫
天使は探偵―スキー探偵大鳥安寿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 437p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334768317
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

乗っていたはずのリフトから消失し、空中浮遊する男。ゲレンデに転がる切断死体。白銀の世界に起きた怪事件の背後には、カルト教団の影が…。“事件が起きたときから、その真相が分かっている”という特異能力をもつ、美人スキー・インストラクター大鳥安寿の推理が冴え、事件は奇跡のように解決する!本格ミステリ界をリードし続ける著者の新たなる境地!

著者等紹介

笠井潔[カサイキヨシ]
1948年東京生まれ。’79年『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。2003年には『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を同時受賞。’12年には『探偵小説と叙述トリック』で第12回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

UPMR

1
麻耶雄嵩の神様シリーズの先駆け的作品と聞いて読了。確かに探偵=天使(本当にそうかもと思わせる描写は少ないけど)だが、神様シリーズのような本格ミステリのギミックとして用いるのではなく、作者お馴染みの哲学的思索のために導入した設定といった感じ。探偵は神として振る舞えるかという後期クイーン論をオウムを模した宗教テロリズムと絡めて描いている。雪山を舞台にした本格ミステリである個々の短編の出来はどれも優れているし、テーマも矢吹駆シリーズよりは分かりやすいので、作者の作品への入門としてはちょうど良いかもしれない。2018/04/29

veckio

1
書店で見かけて気になっていたものを購入しました。が、正直イマイチ(^_^;)2015/08/24

Jimmy

1
ド本格では法月をも凌駕するか、という大御所・笠井潔の連作短編で、長編だと哲学臭が漂って読みにくさにつながる作風のお方ですが、短編だとその臭さはあるもののスパイス程度でちょうど良い、と言えばちょうど良い。肝心のトリックもオイオイ、ってなものもありますが、総じては良くここまでひねったね!とある意味素晴らしい!しかし「神様が探偵」である天使度が巻末作までグッと上がってはいかず、ちょっと拍子抜けです。2015/02/23

pucci

0
丁寧なトリック、ゲレンデが現場という珍しさ、その上天使が探偵。プラス要素が多いけど、関係者が隠れ信者がだらけなのはどうなんでしょう?仮面をはがせば皆信者、な感じでそこだけはマイナスだなぁ。2015/11/25

Kaori Sato

0
以前一気に何冊か読んだ笠井潔の作品。スキー場を舞台にして、なぜか直感的に犯人が分かってしまうヒロインと、ミステリー作家のコンビが事件を解決していく。新興宗教団体が対立的に描かれていて、そうかオウム事件以降宗教団体ってこういう描かれ方が主流だよなと感じる。鼻につく哲学臭が、あー笠井潔作品だなと懐かしい。2015/08/12

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