内容説明
典子は、高校吹奏楽部のアルトサックス奏者。典子のサックスにはクダギツネのチコが棲みついているが、誰にも秘密だ。地区大会出場者を決める部内オーディションの直前、部員が襲われ怪我を負う事件が起こる。レギュラーを狙う誰かの仕業なのか。チコは犯人がわかったと典子に囁くが―。吹奏楽に情熱を傾ける典子とチコが謎を解く、音楽溢れる青春ミステリー。
著者等紹介
田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Pure
37
正直に言います。ジャケ買いです(笑)。内容は、可もなく不可もなくというところ。続編があるようで、そこまで読まないと正確には評価できません。吹奏楽部でサックスを吹いている女子高生がジャズに魅せられていくストーリー。実際に吹奏楽やブラバンをやっていた人にはたまらない部分があると思います。ただ登場人物のキャラが極端で厚みが足りない感じ。物語もエピソードが唐突な感じ。それでも、この巻では解明されない謎があるので次巻を読みたくなります。2016/09/29
ぶんこ
36
後半部分を月刊小説誌で読んでいました。 父親が永見光太郎、永見緋太郎さんとの関係は? 気になるところで終わっています。 2巻が手元にあるので、すぐ読みます。 吹奏楽部は、読んでると体育会系そのもので驚きました。 上手くならないイライラも、上手な人、才能ある部員への気持ちも痛いようにわかるだけに辛い読書です。2015/02/22
したっぱ店員
35
吹奏楽部の女子高生の話・・で「青空エール」を連想したら全然違って、びっくりするほど爽やかじゃない。殺伐とした部の空気には思わず眉間にしわが寄ってしまう。その上にサックスに棲みつく狐の霊(?)による安楽椅子探偵要素が乗っかるけど、そっちは添え物な感じでちょっと肩すかし。父の謎など風呂敷ひろげたまま終わったのでちょっとショック。これなら上下巻扱いにして同時刊行にしてほしかった。2015/07/31
七色一味
34
読破。「Ⅰ」ってあることは、当然「Ⅱ」があるんでしょうね? これで続編ないって言ったら、殴りこんじゃうぞっ(どこに?)☆全体的に見て、大きなストーリーの導入部という感じの構成ですかな。父親のこと、母親の態度と本書の最後での狼狽ぶり、サックスのこと、音楽のこと。いろいろな、全体を構成するパーツがぶちまけられた状態。この先どう転がっていくのか、気になる作品です。2014/11/27
kosmos
14
吹奏楽部での揉め事、お母さんとのいざこざ、ジャズへの興味…盛り沢山の典子の高校生活。まさに青春だなぁ。そこにお父さんの死の真相やアルトサックスに取り憑いた管狐まで加わっちゃうんだから大変。お母さんがほのめかしていることは一体何なんだろう…2020/02/16




