内容説明
浅見光彦のもとに届いた手紙―「四月十日の午前九時に、栃木市の幸来橋の上でお待ちしています。でないと、私は死ぬことになります」。指定の場所へ出向いた浅見は、新進の調香師殺害事件に巻き込まれ、やがて、十年前に起きた天才調香師の殺害事件との奇妙な関連に気付く。華やかな香水産業の暗部を探り始める浅見だが、眼前に現れた三人の美女の香りに幻惑される。長編推理小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
42
内田康夫さんの浅見光彦シリーズはテンポ良く読めて、一気読みできる面白いお話が多く、好きです。ところが、この『幻香』は違った。だらだらとした展開で途中間延びしているような感じさえしました。読み通すのに時間がかかった。読後感は少々、消化不良気味でした。2020/03/24
尾塚
6
定番の浅見光彦シリーズ。本作はご当地、伝説といった色合いが強い内容ではありませんでした。香水と調香師がテーマ。シリーズが長く続くには多彩なパターンとテーマが秘訣なんですね。フランス在住の調香師家族が交通事故に。そこから一挙に栃木市での殺人事件。話の展開はどんでん返しというよりはちょっと肩透かし気味な印象かな。巻末の作家ご本人の解説を読むとファンとの方の共作を何度も書き直した作品とのこと。そう言えはこのシリーズとしては毛色の変わった作品かな。楽しめました。2014/02/14
vocal
3
調香師。という職業に興味があり手に取りました。 浅見光彦シリーズを読むのは初めてかも。テレビドラマはたくさん観てるけど、本の光彦さんの方が頼りがいがあって好き。最後にトントン拍子で解決していくあたりは定番。犯人はそうなるか…………2018/12/25
Yukihiro Fujii
2
調香師という人たちが絡んだ事件を浅見光彦が解決していく 登場人物の複雑な関係から難事件であったが最後は… 面白い作品です2014/12/10
納間田 圭
1
歴史ある香水開発を題材にした魅惑のミステリー。調香師の血を引く3人の美女達はどんな役割を果たすのか。いい匂いと良い香りを合わせたらもっと良くなるとは限りません…これヒント。全く意外な臭いになったり…香水をも戦争の武器としてします人間達の恐ろしさ。主人公はご存知警視庁刑事局長を実兄に持つ浅見光彦…独身。愛車はトヨタソアラ。ある日彼のところに届いた香水の臭いぷんぷんの手紙が発端。今回は栃木県の名勝を舞台…ビックリ…もうひとつ別の東照宮が有ったんだ。鼻が利き過ぎる人って不幸だと思った…きっと鈍感な方が幸せ…2018/05/02




