内容説明
当代売れっ子の若手歌舞伎役者・姫川菱蔵が、てき屋の若者に瀕死の重傷を負わされた。しかし、その事件はなぜか表沙汰にされなかった。武家出身の読売屋“末成り屋”の主・天一郎は、さっそく事件を調べ始めたが、背後には歌舞伎界を揺るがす大疑獄が…。正義の筆と類まれなる剣技と最強の「小筒」で天一郎が歌舞伎界の暗部に迫る。
著者等紹介
辻堂魁[ツジドウカイ]
1948年高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社に勤務。退職後、本格的に執筆業に入る。江戸情緒、人の情、そして迫真の剣戟には定評があり、人気急上昇中の作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
69
読売屋天一郎「冬のやんま」2巻。若手歌舞伎役者・姫川菱蔵が、てき屋の公平に襲われた所から始まる。やがて歌舞伎界を揺るがす事件。主人公天一郎さん、あまり目立たなかったかな、公平さんの、やさしさ・思いやり・強さが全面に、このシリーズは悪のおおもと迄たどり着けず、派手さはないが面白いのでは。2014/09/23
ぶんぶん
10
「読売屋」の第二弾! 今回は歌舞伎界のお話。若手歌舞伎役者・姫川菱蔵が襲われた。しかし、その事件は表沙汰にならなかった…歌舞伎界を大きく揺るがす謎に読売屋・天一郎が挑む! 二回目という事もあり、登場人物の説明に筆を取られて、多少もたつき感はあるが、走り始めたら一気呵成の大団円。「やんま」の公平、良い侠です!2014/01/11
ひかつば@呑ん読会堪能中
6
読売屋の第二弾をやっと入手。今回は天一郎ではなく、何とも魅力ある若者「やんま」が主役かな。姪っ子お牧との件や同じ長屋に住む職人の若女房と係わるいくつかの場面は、やんまの優しさと強烈な個性を浮き彫りにしてくれた。この作者、人物、特に子供や若者、弱い者を描かせるとホントに上手いなぁ。ただし今回の物語自体は大したことなかったな。 2013/05/31
kazukitti
4
シリーズではあっても、基本的に読み切り作品という構成上仕方なんだけど、既出のキャラの描写が前作読んでる人間にはまだるっこしい。事件の規模としては結構大きなはずなのに、事件そのものやその関係者よりも、そこに絡まるゲストキャラの人情話がメインになってるせいか、最後の瓦版のジャスティスっぷりがちょっとしょぼい感じがした。ただ、ドラマはこじんまりしてたけど、主人公以外の末成屋の面々がかすむくらいに、やんまの公平が活きていたと思う。ラストの旅姿が爽やかに潔い。何ならほとぼり冷めたら仲間になっちゃかい?とかねw2015/08/15
なお
3
問題の収束がちょっとあっけないかな。でも面白かった。みんな幸せになるといいな。2015/03/06




