光文社文庫<br> あられ雪―人情処深川やぶ浪

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光文社文庫
あられ雪―人情処深川やぶ浪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334764951
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

うまい蕎麦を出すと評判の深川黒江町「やぶ浪」のあるじ浪介は、元武士。わけあって蕎麦打ち職人となり、女房のおぎんと、小体な角見世を切り盛りしている。なじみの客に道場仲間だった同心や北町奉行がいることから、今日も事件が持ち込まれて…。情に厚い浪介は、仕事の合間の調べで、粋な解決へと導いてゆく。

著者等紹介

倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学大学院中退。草創期の幻想文学会に参加。’87年『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。その後、ブランクを経て、’97年『百鬼譚の夜』で本格デビュー。幻想小説からホラー、ミステリー、時代小説まで、幅広いジャンルで、独創的な作品を発表し続け、俳句や翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ばりぼー

52
今まで倉阪氏の作品は凝りに凝ったバカミスしか読んだことがなく、どこかに何か仕掛けがあるのではないかと身構えてしまいましたが、あまりにも真っ当な人情話で拍子抜け。が、そういった先入観を取っ払えば、これはこれで余計な具を入れない素朴な蕎麦のような味わいで悪くありません。セリフがほぼ現代語で、コアな時代小説ファンからは難癖をつけられるかも知れませんけど。「いや、ほんとに世辞じゃなくてうまいっすよ、この蕎麦」って、そのまんま(笑)。通の江戸っ子は「蕎麦を食う」と言わずに、「蕎麦をたぐる」と言うんですね、なるほど。2016/02/06

瀧ながれ

15
倉阪鬼一郎というとホラーのイメージだったので、しっとりあたたかいちゃんとした人情ものだってのがちょっと意外。あ、最後の「別れの百千鳥」は、読書まえの倉阪氏の印象に近かった。ほのめかすホラー。2014/11/03

mikipon

8
「のどか屋」シリーズが良かったので、こちらも読み始めてみた。武士が料理人になった、というのは同じだけど、のどか屋よりもさらに気軽な蕎麦屋で読みやすいかな。後ろ盾?っぽくお奉行が出てきたり、同心が来てたり、他の作家のシリーズとも似てるけど、料理と捕り物を組み合わせると、どうしてもこうなるよなぁ・・・事件もあまり生臭くなく、読みやすいので続けて読みます。2014/09/26

ふみえ

4
この寒い1日にぴったりでした(夏は読まない方が良い)。温かい蕎麦と、浪介夫婦の人情が良い。ストーリーごと、店からのお見送り。訳あり客の背中に「幸あれ」と願うしかない気持ちが嬉しい。2012/11/19

カバン

3
のどか屋をよんでいる気分になります。料理の幅ものどか屋のほうが、バラエティがあるので、のどか屋のほうがおすすめです。2014/07/19

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