内容説明
「僕が死なせた子犬を探しに行くんだ」。亡くなった愛犬を探しに少年は一人西へ旅立った。再会を信じて―(「誤報」)。ある一匹の猫が訪れた家には、必ず幸運がもたらされるとしたら―。猫がもたらす「運」が引き起こす悲喜こもごもを描いた表題作「雨の日に来た猫」ほか、感動の4作を収録。現代社会への痛烈なメッセージを込めた、人気シリーズ待望の第9弾。文庫書下ろし傑作推理小説。
著者等紹介
笠原靖[カサハラヤスシ]
福井県小浜市出身。明治大学法学部卒業。福井放送アナウンサー、学習研究社を経て、イラストレーターとして独立。1990年『夏の終り』で、第7回織田作之助賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
128
これが9冊目のシリーズ最終巻のようです。続くのですかねえ。4つの短編が収められていて、当初のときに比べると犯罪もあこぎになってきたり人間のいやらしさがかなり表面に出てきている気がします。まあそれだけ、著者のテクニックが上がってきたということなのでしょうか?この巻にはめずらしく猫が出てくる話もあります。このシリーズもこの読み友さんの感想で読むことができました。感謝。2016/05/13
はつばあば
44
1巻から一度に9巻目にまで飛ばしたせいかエグイ描写に戸惑う。あのね未成年だからって何をしても許されるってガキの言動がエグイってことなんです。まぁ序盤にビックリしただけで、後は猫に癒される話がたっぷりに、悪徳警官が撃ち殺されることでスッキリ。胃カメラ等の内視鏡検査を受けたことがないのでそちらの描写の方が恐ろしかった。人生楽でないことを知り尽くしている老婆だからこそ、この類の本は本当に気晴らし、サクサク物と云える。シリーズ全部読むとアラも出てくるだろうし、チョイスして読み続けようかな。2016/04/28
ぶんこ
13
このシリーズは何作か読んでますが、小さな子供が亡くなったのは初めてではないでしょうか? 最初の話で、読むのを止めようかとも思う程の衝撃でした。 智也君が良い子だけに、残されたお母さんや信司君が気の毒でした。 その後は、辛くなるような内容ではなかったのが、せめてもでした。 特に、雨の日に来た猫では、ほっこりできました。 2014/04/07
☆kubo
12
いきなり非常に後味の悪い話。フーバーのシリーズは結構読んでるけど、これはあまりにも…そして猫の話はいきなりのファンタジー色に??だし、「狙撃」は気持ちはわかるが、それでいいの?とか思ったしで、なんだかなあ…の一冊でした。「赤い花」も嫌な予感を持ちつつ読んだのですが、そちらはまあ読後感は悪くなくてホッとしました。2014/08/20
johnta_rou
5
フーバーも智也君も大吾君も野犬も猫も、みんなイイコ!!「狙撃」読んでスッキリしました☆長さんには言っておきたい気持ち、分かる気がします。2012/12/18




