内容説明
按摩の彦市は京都・北車屋町の風呂屋「梅乃湯」の二階で、いつも客の肩を揉んでいた。ある日、ならず者めいた客に不穏な気配を感じた彦市は、長屋の隣人・猿投十四郎に助けを求める。だがその直後、女客が刺し殺される事件が起きてしまう(「猿按の剣」)。名家・精華家の庶子である十四郎と彦市、過去を秘す二人の交流を軸に、市井の人々の喜怒哀楽を描き出す連作集。
著者等紹介
澤田ふじ子[サワダフジコ]
愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)卒業。1973年作家デビュー。『陸奥甲胄記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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