出版社内容情報
大学生の宗助はアルバイト先のコンビニに気になる女性客がいた。クリスマスイブでさえ一人でケーキを買って帰る40代の女性。宗助の一直線の情熱に、美南子の心も揺れ始め……。年の離れた男女の恋愛を鮮やかに描く傑作!
内容説明
大学生の宗助はアルバイト先のコンビニに気になる女性客がいた。クリスマス・イブの日にさえ一人でチーズケーキを買って帰る四十代の女性。ある日、大学の実習のために訪れた先で彼女・美南子と偶然出会った宗助は、自分でも思いもかけない行動にでる。宗助の一直線の情熱に、美南子の心も揺れ始める―。母子ほど年の離れた男女の恋愛が胸に沁みる傑作。
著者等紹介
谷村志穂[タニムラシホ]
1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
114
北海道出身の谷村さん作品です。46歳、バツ1の「美南子」とコンビニでアルバイトする大学生の「宗助」、二人はふとした偶然でクリスマスイヴにコンビニで出会い、何度か言葉を交わすようになり、惹かれあっていきます。親子ほど歳の離れた二人のピュアな恋愛モノでしたが、どうしても石田衣良さんの『眠れぬ真珠』がアタマから離れず、最後まで平行して読んでる感じでした。素直になりきれない二人のやりとり、キモチのもどかしさがリアルに描写されてますが、そこが少しばかりイラつかせられてしまいます。女性側の視点で読むといいのかも。2017/12/23
優希
86
年の差恋愛ですが、胸に沁み渡るようでした。偶然出会った大学生・宗助と40代の女性・美南子。同年代の女の子に惹かれそうなものですが、宗助は美南子に恋をし、一直線に情熱をぶつけるのが凄いと思います。宗助にとって美南子はそれだけ魅力的な女性だったんですね。息子ほど年の離れた相手に心揺れる美南子。日下との結婚を受け入れようとする中、宗助への想いを抱えたままではなくて、再会したことはきっと嬉しかったと思います。2人は何処かへ行ってしまうのか、それとも美南子は日下の元へ行くのか気になるところです。2016/04/29
takaC
68
むむ!!つまり、赤岳=死出の山ってことなのか?これが一番無難な終わり方なのかもしれないが、そこは一つありきたりではない驚きの結末を期待していただけに、ちょっとがっかり・・・2016/03/09
yuki
12
年の差カップルの中でも、女性の方が年上だと、とても切なく官能的なんだなぁと気付かされました。美南子の恋に臆病になる気持ちも、宗助の勢いある愛情も理解出来るけど、きっとこの2人じゃ上手くいかない気もする‥‥。その後の話が気になります。2014/05/17
星落秋風五丈原
11
恋人は大学生。生まれてはじめて感じた愛おしさ――甘く切ない聖夜の奇蹟! コンビニで働く大学生の宗助には、気になる女性客がいた。クリスマス・イブにも一人で店を訪れ、ショートケーキを買う彼女は見映えのしない四十代だが、なぜか気になってしかたがな2009/01/09




