光文社文庫
駆込寺蔭始末 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334763312
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

封建の世、迫害を受けた女たちの救いの場とされた鎌倉の東慶寺。その住持・玉渕尼は前中納言の息女で、汚れを知らない純真な少女だった。無垢ゆえに傷つきやすい少女を護るのは、麿と名乗る雅な美剣士。かつて許嫁だった少女のため、朝廷の隠密方棟梁を担う公卿の地位を捨て、寺の用心棒となった。正義の太刀が、女たちを地獄に引き房そうとする鬼どもを一掃する。連作時代小説。縄田一男編・最新版著書リスト付き。

著者等紹介

隆慶一郎[リュウケイイチロウ]
1923年東京生まれ。東大卒。編集者、中央大学助教授を経て、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。’84年に小説に転じ、隆慶一郎名で『吉原御免状』を発表。同作が直木賞候補となるなど高い評価を受ける。以後、’89年に急逝するまで傑作を世に送り続けた。『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はつばあば

56
「捨て童子・松平忠輝」が単行本で出てからずっと隆さんのファンです(^^♪。まだうら若き二十歳の頃、東慶寺が「別れ」の寺だとは知っていたが金閣寺や銀閣寺と同じようにその門をくぐりました。勿論結果は(^^;。大概の隆さん読んでおりましたが落ちこぼれていたようです。不運な女はいつの世もおりますが・・おかねのように逞しく優しく生きていきたいものです。・・ただ八兵衛が麻呂のようにイケメンならもっと・・(^^;。いやいや男は顔じゃない!。人と人を繋ぐ縁は赤い糸が繋いでくれます2019/02/23

daiyuuki

12
名高い駆込寺東慶寺の住持は、高辻中納言の姫で、まだうら若い尼君であった。傷つきやすい無垢な心の彼女を警護し醜い争いごとの始末をつけるのは、麿と名乗る若侍。許嫁の尼君のために凶悪な悪人どもにとどめをさす。人身売買を行う海商一家や様々な女性を踏みにじる悪人を成敗していく展開は、仕掛人シリーズのような通快な後味の時代小説です。2015/03/16

さっちも

9
ドロドロで昼ドラみたいだけど、人間の真実が随所にある。2015/12/15

woo

6
隆さんの読み残し総ざらい中ですが、連作短編って感じですか。基本の水準が高いので無論楽しめますが、やはり長編ほどの充実感は無いかなぁ^^ 2018/01/02

ひかつば@呑ん読会堪能中

6
元公家かつ元朝廷の隠密方棟梁「人間凶器」麿が鎌倉の駈込寺、東慶寺の長である尼僧を守る連作短編4話。守るといっても尼僧が襲われるのではなく、駈込んできた女性のあまりに惨い訴えを聴いた尼僧の痛めた心を、原因となった夫等を始末することで癒すというもの。作者の作品はほとんど読んだつもりだったがこれは知らなかった。さすが隆氏の話は面白い。2012/10/24

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