内容説明
「行動する作家」開高健の活動は小説執筆だけに留まらず、あらゆる事象に目を向け、味わい、解明した。その対象は日本を飛び出し、海外を歴訪。アイヒマン裁判。ベトナム戦争特派。アマゾンで巨魚怪魚に挑み、ベーリング海で巨大オヒョウを釣り上げた数々の釣行…。「裸の王様」で芥川賞を受賞し、本格的に作家活動を開始した一九五八年から八三年までの四半世紀にわたる歩みを九十一編のエッセイで辿る。
目次
都会の影
世代論について
酒と風と
街のデザインの生態
告白論者の戦法
日本らく焼党誕生
大阪の“アパッチ族”
コマーシャル・フィルムの枠
メリメの魅力
大波小波〔ほか〕
著者等紹介
開高健[カイコウタケシ]
1930年大阪市生まれ。大阪市立大卒。’58年「裸の王様」で芥川賞を受賞して以来、次々に話題作を発表。ベトナム戦争のさなか、しばしば戦場に赴いた経験は、『輝ける闇』(毎日出版文化賞受賞)、『夏の闇』などに凝縮され、高い評価を受けた。’79年『玉、砕ける』で川端康成文学賞、’81年一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞、’87年、自伝的長編『耳の物語』で日本文学大賞など、受賞多数。’89年逝去。享年58(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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