内容説明
御蔵前片町にある札差・平戸屋の美人娘おきよが攫われた。盗賊・相模の五右衛門たちが五万両といわれる茶器を平戸屋から手に入れるためだった。盗賊からおきよを救った御家人・柴新九郎は、茶器をめぐる壮絶な争いに巻き込まれていく。人を斬るに躊躇なく、女を抱くに見境ない…まさに外道の剣客・新九郎。痛快!書下ろし時代小説シリーズ第一弾。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年東京生まれ。’83年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。’88年『絆』で日本推理作家協会賞、’90年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
27
本嫌いの叔父さんが、肩の凝らない本ということで読み、お気に入り。叔母さんが、読み終えたからと沢山、私に回してくれた。確かに斬るのに躊躇はなく、相手が強けりゃ手段を選ばず、仲間も不要なら消し、女性は、自由にし、つまらなそうに生きる主人公。大変です。この主人公を愛する和尚さん、生臭坊主です。シリーズ物なので、おいおい明らかになるのでしょう。新九郎の業物が胴田貫で、子連れ狼と同じもの。バッタバッタと人を斬るには、これが一番のようです。時代小説は、文庫の棚のかなりを占めるが、テレビの時代劇の定番化と同じなのかな。2012/03/18
一五
7
主役が外道すぎて 無理。何冊もでてるし、少しは魅力的になっていくのか?2020/08/11
ケルトリ
5
いまいち主人公の行動に理解が及ばなかった。2020/12/31
ひかつば@呑ん読会堪能中
5
こりゃピカレスクロマンだ。どうやら兄を殺して主になったらしい御家人が主人公で、この男、自分の手先でも斬る、目に留まった女は生娘だろうと貞淑な妻であろうと奪う、とやりたい放題だが、ただ一人気を許す生臭和尚が危機ならば命を賭すという、刹那的な悪党の心にも人間の血が流れているところが面白く、なんともはまった。即2巻目にとりかかるぞ。 2013/02/05
雨巫女
5
主人公が、ものすごくワル。敵対する相手もワル。でも、面白かった。2010/07/29




