内容説明
戦後復興を遂げた昭和三十年代後半。日本人はモーレツに働き、高度経済成長を迎える。膨らむ労働人口に応えるべく、遊び場が誕生した。ボウリング場、パチンコ、ナイター映画…。行動する作家・開高健が「週刊朝日」に発表したルポは大反響を呼んだ。鋭い観察眼が、当時の世相だけでなく、「日本人の本質」を浮かび上がらせ、現代社会まで透察するかのようである。
目次
ボウリング場
食いだおれ
パチンコ・ホール
マンモス・プール
テクニランド
ナイター釣堀
軽井沢
湘南の海岸
ナイター映画
磐梯高原
浅草木馬館
阿波踊り
ヘルスセンター
遊び場ルポのおわりに
著者等紹介
開高健[カイコウタケシ]
1930年、大阪市生まれ。大阪市立大卒。’58年、「裸の王様」で芥川賞を受賞して以来、次々に話題作を発表。ベトナム戦争のさなか、しばしば戦場に赴いた経験は、『輝ける闇』(毎日出版文化賞受賞)、『夏の闇』などに凝縮され、高い評価を受けた。’79年、『玉、砕ける』で川端康成文学賞、’81年、一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞、’87年、自伝的長編『耳の物語』で日本文学大賞など、受賞多数。’89年、逝去。享年58(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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