Kappa novels<br> わたしはここにいます

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Kappa novels
わたしはここにいます

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  • サイズ 新書判/ページ数 474p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334077174
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

火事で家族を失った須崎鷹哉は、面識のない伯父・刀根尚都からの手紙を受け取った。訪ねていった鷹哉に刀根は、彼が家令を務める屋敷のお嬢様・常磐井文乃の旅に同行して欲しい、と告げる。行き先は北の果て、稚内。くわしい事情も知らされないまま辿り着いたのは、稀代の霊媒・九条紫姫音の館だった。文乃の目的は、16年前に紫姫音の後継者選びに参加した母・芙美乃に何があったのか知ることで、館には当時の参加者・関係者が呼び集められているというのだが…。

著者等紹介

篠田真由美[シノダマユミ]
1953年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。’92年、第2回鮎川哲也賞最終候補となった本格ミステリ作品『琥珀の城の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

48
家族を突然、喪い、悔悟に暮れながらも泣けない鷹哉は美しくも誰よりも凛々しく、男前なお嬢様、文乃と出逢う。彼女に同行して稚内へ飛んだ彼らを待っていたのは因縁と妄執によって歪んだ惨劇だった。事件が起きるまでが長いのですが、その間に登場人物たちが捲し立てる過去が悪意や自己弁護も入った言葉だと分かってもきつい・・・。そして親だからこその子供への担保は殺意が湧くぐらいに醜い。例え、決められていた未来だとしても彼らは自分で選んで幸せになった。最後に、あなた達の子供は色々、あったけど確かに幸せになったよ、と伝えたい。2013/11/01

らむり

34
稚内の霊媒師の館を舞台に、殺人や心霊現象が起こるホラーミステリーです。重くて長くて黒くて読み応えあります。弱冠15歳のできる女・文乃と大学生・鷹哉はいいコンビだなぁ。2013/08/19

Norico

21
先日建築探偵のその後の話を読んだ勢いで、篠田さんの未読の本を読みました。さいはての地に建てられた洋館で起こる事件、美しく謎に満ちたお嬢様と、それぞれうさんくささに満ちた他の滞在客。館の主人は誰なのか?誰が生きていて、誰が死んでいるのか?耽美な世界って感じで割と好みです。最後のモノローグで、文乃さんの子どもが綾乃さんだと分かり、建築探偵のシリーズを思い出して嬉しくなりました。2015/02/16

とことこ

7
ぶ厚さにちょっと引き気味でしたが、篠田さんは読みだすとそれが苦にならなくなるから不思議。そしてまさか建築探偵と絡んでたとは!すっかり綾乃ちゃんの事忘れてたー!あと、宗教や霊媒師についての自分にスタンスが似てるとあとがきをよんでわかりました。謎より館の雰囲気に圧倒されちゃいました。2014/03/05

陽介@中四国読メの会参加中

7
ラストのモノローグで全て持って行かれた感が強いですね。これ建築探偵シリーズ読んでない人はどう思うんだろうなぁ。降霊会とか出てきますがオカルト・ホラーとして読んでなかったので、そこら辺は微妙と言うかちょいと白けて読んでました。ミステリとしてもちょいと半端な感じかな〜。とは言え途中のダイアローグで「ん?」と引っ掛かる部分もあったのでいずれ再読しようと思います。その前にもう一回建築探偵かな。2013/07/23

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