Kappa novels
英雄の書

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 570p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334077068
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

森崎友理子は小学生。中学生の兄・大樹が、学校で同級生をナイフで刺し、そのまま逃走、行方不明になった。友理子は兄が心配で、彼のしたことが信じられなくて、途方に暮れる。そんな彼女に、優しく語りかけてくる本があった。本が言葉を話す!?それが、兄を救い出すべく、彼女が旅立つ壮大な冒険のはじまりだった…。なぜ私たちは、物語を紡ぐのか。英雄を求めるのか。宮部みゆき、最大の問題作にして、究極の破戒作。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京都生まれ。’87年「我らが隣人の犯罪」で第26回オール讀物推理小説新人賞を受賞。’88年『かまいたち』で第12回歴史文学賞佳作入選。’89年『魔術はささやく』で第2回日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で第45回日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で第13回吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で第6回山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で第18回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

83
面白かったです。大人向けのファンタジーでもあり、ジュブナイルでもある作品。兄が行方不明になったことを機に、優しく語りかけてくる本。そこから始まる冒険。壮大ありながら、現実ともリンクする世界。安易にハッピーエンドにしないのも好感が持てました。ただ、最大の問題作というのは誇大広告すぎるような気がしなくもないです。2017/12/16

ドナルド@灯れ松明の火

44
最初はこの世界に付いていけるのか不安になったし、サークルやリージョンの認識や理解がなかなかできなかった。途中から壮大なファンタジーかとも思ったが、流石宮部はひねりが凄かった。宮部も含む「紡ぐ人」そして作り出される「物語」。物事には表裏があり、英雄も光と影がある。この2段組みの566ページの本を、昨日から読み始めて今日朝夕の通勤と昼休み、帰宅して半身浴で読み終えた。我ながらもの凄いスピードだった。読後しばし脱力感。2011/10/24

Dai(ダイ)

34
どんな話でも読ませきる力があるな、宮部みゆきは。しかし、きっちり終わらない話が多いのは最近の流行りなのかな?テレビドラマにしても続編ができる終わり方ばかりだし。ズルいよね。楽しみではあるけども。好みはキッチリとしたエンディングの本だな。ファンタジーならとくにね。帯の「究極の破戒作」は言い過ぎ。2014/03/24

にゃんころ

34
RPGっぽいファンタジーが嫌いじゃなければ、かなり楽しんで読めると思います。改めて宮部みゆき作品は好みなんだなと痛感しました。その分厚い装丁から、読みのにちょっと躊躇があったのですが、読み始めてしまえば結局どんどん惹きこまれ、読み合わるのがもったいなく感じるくらいでした。ラストに近づくにつれ、あれれ?なんか変だな…と感じましたが、まさかあのオチ、あのラスト。それまでの流れからすれば決してスッキリする真実では無いのですが、エピローグは、その先を期待させられる締めだったので読後感も悪くなかったです。2011/08/07

coolgang1957

26
すごくおもしろく読ませてもらいました。 やっぱり宮部みゆきさんはすごい人です! 「原発神話」を紡いだひとたち、「大津波に耐える堤防」を紡いだひとたちなども、かつて英雄であり今は黄衣の王になってる。戦争を起こした人たちもそうやったのかな(;o;) 自分も小さなことで、“黄衣”にならないようにしないとねえ! ユーリは、大きくなったら何処の領域で狼をするのか? 少し楽しみ。続編は・・・ないかw 2011/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3239903
  • ご注意事項