第一ポップ時代―ハミルトン、リクテンスタイン、ウォーホール、リヒター、ルシェー、あるいはポップアートをめぐる五つのイメージ

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  • サイズ B6判/ページ数 286,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309274881
  • NDC分類 723.06
  • Cコード C0070

出版社内容情報

ポップ・アートのハードコア!ハミルトン、リキテンスタイン、ウォーホル、リヒター、ルシェ、5人の現代美術家が到達した表現のコア

内容説明

ハミルトン、リクテンスタイン、ウォーホール、リヒター、ルシェー―5人のポップ・アーティスト第一世代の表現の核にあるのは何か?アメリカを代表する批評家が描き出す、現代美術の到達点。ポップアートのハードコア!

目次

イメージ=人間(ホモ・イマーゴ)
1 リチャード・ハミルトン、または表的なイメージ
2 ロイ・リクテンスタイン、または紋切型のイメージ
3 アンディ・ウォーホール、または損耗したイメージ
4 ゲアハルト・リヒター、またはフォトジェニックなイメージ
5 エド・ルシェー、または澄まし顔のイメージ
ポップというテスト

著者等紹介

フォスター,ハル[フォスター,ハル] [Foster,Hal]
プリンストン大学教授。『アート・イン・アメリカ』誌編集部、コーネル大学教授などを経て1991年から現職。批評理論誌『オクトーバーOctober』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イシザル

6
ハミルトン リクテンスタイン ウォーホールは、面白く読めたが リヒター ルシェーは、やっぱちょっと理解の遠いとこにおられる。2017/12/07

takao

3
ふむ2020/02/22

brian.fabu

1
ポップにおける主体性についての本。という理解。ある種下位、上位の折衷的な表現行うポップの両義的な主体性がテーマ。 ポップに携わったアーティストは、ポピュラーカルチャーへの追従か、若しくは批判をしているのか、と言った二者択一で語れないということ。ポストモダン批評の反省を、ポップのアーティストにも適用しているんだと思う。 絵画に対して引目を感じながらも擬態的に絵画を多元化した、という見方は他の美術史にも影響を与えるんだろうか、これが思った感想です。2020/02/16

わだ りゅうた

0
5人のポップアーティストを考察する一冊だった。各章のタイトルでそれぞれを一言で表しており、それらがよかった。彼らを比較的に論じ、「ポップ」の中で何をどのように描いたのか、もしくは態度をとったのか、後半に行くにつれタイトルで表記された言葉が持ちられる。個人的に興味深かったのはリヒターで、「ポップ」に属されるとは考えてもみなかった。 抽象的になってしまうが、ポップの作品にはどうも「毒」があるように見える。大衆文化の大量消費に潜む「毒」を表現しているように思う。2024/04/05

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