出版社内容情報
【セールスポイント】
・ 「ロボコン」の生みの親・育ての親がもの作り神髄を説く
【発刊の目的と内容】
ロボコンの生みの親・育ての親でもある著者が、「もの作りは人作り」の信念から、全国を東奔西走し指導してこられた経験に基づく、もの作りの神髄と具体的な手ほどきを伝授した指南書です。もの作りを楽しんでおられる方々をはじめ、中学、高校、高専、専門学校、大学で、ロボット作りやロボコンの指導にあたっておられる方々が主な対象ですが、実際の生産工場でモノ作りの指導管理にあたっておられる方々にも共感を持って読んで頂けるもの。
【購読対象者】
・全国の各種ロボコン愛好者、ロボコン指導員
・中学・高校の「技術」「理科」の教員
・モノ作りの好きなビジネスマン、生産工場の管理者、技術者
【詳細目次】
第一章 ロボコンと「もの作り」 ---物で心が育つのか---
・ 心を育てるための常識
・ 物で心が大いに育つ
・ 裏書きする手紙と感想文
第二章 物なしに人間は生きられない
・ 物と技術なしには人間は生きられない
・ 建築家から電線を教わる
・ トイレにドアを付けない
・ 電気掃除機は収納するな
・ 電気配線を壁の外に出す
・ 阪神大震災の教訓
・ 日陰の力持ちを日向へ
・ 人が育つ住宅
・ 止められなければ走れない
・ 客観から主観へ
・ 物に心が入った実感
第三章 「もの作り」と脳
・ 脳の構造
・ 二重構造の悲劇
・ 肉体への悪影響
・ 全機すれば調和する
・ 全機と調和の具体例は「自然」
・ 大きな忘れ物
・ 前頭葉がはたらき出すと
・ ゴミは資源
・ 自己が広がる
・ 自己を忘れる
・ 時の経過を忘れる
第四章 手と脳の関係
・ 手をよごす意味
・ キーボードでは手はよごれない
・ 本物の説得力
・ 湧き出させなければ満足しない ---創造は精神の呼吸--
・ プロセスの重要さ
・ 感想文の分析---あかしとして
第五章 心の好ましい状態とは
・ 心が育つとは
・ 心の活性にはレベルがある
・ 心の詳細な分類
・ 心のはたらき
・ 脳が全機した人間像
第六章 もの作りの苦しみと喜び ---ある少女の技術開発---
・ 技術的・知的・精神的な体験談
・ レポートとコメント
第七章 もの作りア・ラ・カルト
・ チームを組んでのもの作り
一、安城市立安城中学校
二、ダルムスタット(Darmstadt)工科大学のバウアー兄弟のこと
・ 本当の取扱説明書
・ もの作りと眼力の養成
第八章 物との会話
・ 物に心が乗り移る
・ 手入れと修理
・ 物との会話
・ 今後のもの作り
・ 物にもとらわれない
内容説明
モノづくりは人づくり、失われつつあるもの作りのこころとわざを、いまこそ取り戻すとき。「ロボコン」の生みの親・育ての親がモノづくりの真理を語る。
目次
第1章 ロボコンと「もの作り」の効果―物で心が育つのか
第2章 物なしに人間は生きられない
第3章 「もの作り」と脳
第4章 手と脳の関係
第5章 心の好ましい状態とは
第6章 もの作りの苦しみと喜び―ある少女の技術開発
第7章 もの作りア・ラ・カルト
第8章 物との会話