出版社内容情報
山菜をとりにいって、山ンばに出会ったあや。やさしいことをすると美しい花がひとつ咲くという花さき山の感動のものがたり。 幼児から
内容説明
あっちの山は、三コっていう大おとこが、山かじになったオイダラ山サかぶさって、村や林がもえるのをふせいでやけしんだときにできたのだ。やさしいことをすれば花がさく。いのちをかけてすれば山がうまれる。うそではない、ほんとうのことだ…。よみきかせ用大型絵本。
著者等紹介
斎藤隆介[サイトウリュウスケ]
1917年、東京に生まれる。明治大学文芸科卒業。1968年「ベロ出しチョンマ」により小学館文学賞、1971年「ちょうちん星のままッ子」により、サンケイ児童出版文化賞、1976年「天の赤馬」で日本児童文学者協会賞を受賞する。1985年没
滝平二郎[タキダイラジロウ]
1921年、茨城県に生まれる。版画、きりえ画家。1970年、絵本「花さき山」で講談社第一回出版文化賞、1974年、第九回モービル児童文化賞を、1987年「ソメコとオニ」で絵本にっぽん賞を受賞する
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ははは
9
一年生に読みました。大勢に読むには迫力がある大型絵本は最高です!黒のバックに赤青黄色の花が映えていいですね。時代が変わっても、いつまでも語り継がれる絵本として残っていくんでしょうね。2013/01/23
読み人知らず
6
集大成のような。三コも出てくるし、八郎も出てくる。そしてこの話もまた泣けてくるような感動がある。滝平さんの絵がすばらしい。斎藤さんの物語がすばらしい。やっぱりすごい二人。2014/08/09
ゆうしゅまむ
2
公立図書館)3年A組20数名前で読み聞かせ。双子のシーン「おっぱい」という単語に以上に反応してた以外はちゃんと聞いててくれた…と思う。2017/09/15
ヒラP@ehon.gohon
2
読み手としては、自分が山ンばになりきって、自分の言葉として聞き手に語りかける。 読み聞かせとして、すごく醍醐味のある作品です。 聞き手の心のやさしさのど真ん中に、直球を投げ込む快感を感じます。 この絵本には滝平さん、斉藤さんの共作の『八郎』、『三コ』が姿を現します。 それぞれの作品の感動も盛り込まれて、主役は咲き乱れる花花花…。 ミゴトとしか言いようのない絵本でした。 思い切り山ンばになりきって、語りかけてください。 2011/09/11
doremi
2
英語版と絵の雰囲気が違って感じました。半分くらいしか読めていませんでした。あと、こちらは方言なので、やっぱり雰囲気が違います。掴めそうで、掴めないな読後感でした。 2012年 C8793 \9500. 20072012/06/14