出版社内容情報
人の心に向き合い、社会の各領域で心の専門家として位置づくこと。臨床心理学の基本的な発想や学びについて、専門職のライフキャリアを軸に語る。「心理職を生きる」キャリア選択を考える人に手に取ってほしい一冊。
内容説明
「思い通りに生きられないこと」を自らに問うこと、必要な知識や技能を絶えず学び続けること、現場の協働で専門性を活かすための条件、人を支えることと自分を守ること…「心理職を生きる」キャリア選択を考える人に手に取ってほしい本。
目次
第1部 心理職として“あること”(人と向き合うということ;その人が生きることを支えること)
第2部 心理職として“すること”(人を支えるための基本的枠組み;人を支えるための心理療法)
第3部 心理職として“働くこと”(現場で働くために;現場で協働するために)
第4部 心理職として“生きること”(心理職というキャリアを歩む;自分自身のライフキャリアと心理職)
著者等紹介
高橋美保[タカハシミホ]
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース教授。1991年、奈良女子大学文学部社会学科卒業。民間企業勤務を経て、1999年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了。臨床心理士として病院、企業、大学などに勤務。2008年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了、2009年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース専任講師、2017年より教授。臨床心理士。失業者や働く人への心理的援助、キャリア教育などを中心に、研究、臨床、教育に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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