出版社内容情報
「不審者」を探すな、「景色」に注目! 犯罪科学のエキスパートが伝授する、いますぐ役立つ最新防犯術。
街灯、パトロール、監視カメラ……だけでは身を守れない。犯罪はいつ、どこで起きるのか? 注目すべきは「不審者」ではなく「景色」なのだ――。犯罪科学のエキスパートが説く、犯罪のメカニズムと実践的防犯ノウハウ。
内容説明
犯罪を未然に防ぐには、いつどこで起きるか予測できればいい。それを可能にするのが「景色解読力」―注目すべきは、いかにも怪しい「不審者」ではなく、見慣れた「景色」なのだ。犯罪科学のエキスパートが最新の知見をもとに、実践的な防犯ノウハウを伝授。意表をつく指摘を通じて犯罪のメカニズムを解明する。
目次
1 防犯常識のウソ(事件の九割は未解決;「地域安全マップ」は偽物ばかり;防犯ブザーは鳴らせない;住民パトロールは弱点を突かれる;街灯は犯罪者を呼び寄せる;監視カメラに死角あり;「いつも気をつけて」は無理な注文;「人通りの多い道は安全」ではない;日本の公園とトイレは犯罪者好み)
2 進化する犯罪科学(人はなぜ恐ろしい罪を犯すのか;こんな私にだれがした;スキを与えると人は魔がさす;デザインが犯行を押しとどめる;犯罪者はゴミが好き、花が嫌い;死体は雄弁に語る;最先端テクノロジーで未来を守る)
著者等紹介
小宮信夫[コミヤノブオ]
1956(昭和31)年東京生まれ。立正大学文学部教授。社会学博士。日本人として初めて英ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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