新潮新書<br> 犯罪は予測できる

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犯罪は予測できる

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106105371
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「不審者」を探すな、「景色」に注目! 犯罪科学のエキスパートが伝授する、いますぐ役立つ最新防犯術。

街灯、パトロール、監視カメラ……だけでは身を守れない。犯罪はいつ、どこで起きるのか? 注目すべきは「不審者」ではなく「景色」なのだ――。犯罪科学のエキスパートが説く、犯罪のメカニズムと実践的防犯ノウハウ。

内容説明

犯罪を未然に防ぐには、いつどこで起きるか予測できればいい。それを可能にするのが「景色解読力」―注目すべきは、いかにも怪しい「不審者」ではなく、見慣れた「景色」なのだ。犯罪科学のエキスパートが最新の知見をもとに、実践的な防犯ノウハウを伝授。意表をつく指摘を通じて犯罪のメカニズムを解明する。

目次

1 防犯常識のウソ(事件の九割は未解決;「地域安全マップ」は偽物ばかり;防犯ブザーは鳴らせない;住民パトロールは弱点を突かれる;街灯は犯罪者を呼び寄せる;監視カメラに死角あり;「いつも気をつけて」は無理な注文;「人通りの多い道は安全」ではない;日本の公園とトイレは犯罪者好み)
2 進化する犯罪科学(人はなぜ恐ろしい罪を犯すのか;こんな私にだれがした;スキを与えると人は魔がさす;デザインが犯行を押しとどめる;犯罪者はゴミが好き、花が嫌い;死体は雄弁に語る;最先端テクノロジーで未来を守る)

著者等紹介

小宮信夫[コミヤノブオ]
1956(昭和31)年東京生まれ。立正大学文学部教授。社会学博士。日本人として初めて英ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふろんた

16
犯罪を予知するのではなく、予測する。機器や仕組みを取り入れるだけでは、防犯効果はない。人が関与し、人の目があるからこそ抑止力がある。机上の議論では新たな犯罪を防ぐことは出来ないし、現場を知らなければならない。2015/03/16

calaf

9
犯罪機会論の結果の解説。簡単に言えば、「入りやすい」「見えにくい」場所が危ない。なので、そういう場所は避けるか、警戒レベルを上げて通過する。普段の生活の中では、そういう場所を改善して「入りにくい」「見えやすい」場所にすることが重要。地域安全マップは正しく作る事が必要。街灯は犯罪者を呼び寄せるとか、人通りの多い場所は「見えにくい」場所など、結構常識を考えなおさないといけないかも。。。2013/10/26

Humbaba

8
人の目があるというのは、それだけで防犯効果が大きい。誰かが見ている可能性があるということは、罪を犯した場合にそれが露見する可能性が高まるということでもある。そのため、人はそのような場所では犯罪を慎む。一方で他者の目が届かないところであれば、自由に振る舞えるので犯罪を犯すことに対する拒否感が低下する。2013/11/18

GASHOW

6
防犯の知識は、捕えられた犯罪者の自供によるものだ。これは、犯罪に失敗したレベルの低い者の思考だ。捕まることのないプロの犯罪者は、そのような低い次元の失敗はしないことから、それに対する防犯の策はやはりわからない。それはあきらめるとしても、捕まる程度の犯罪者が狙いたくなる環境がわかれば、その環境を変えることで防犯になる。不審者という言葉が防犯に使われているが、犯罪者は不審者のイメージ像にならないようにしている。児童に「知らない人」に気を付けると教えても、数回見かけただけで知った人になる。犯罪の予測は重要だ。2015/04/30

Ted

4
'13年9月刊。○日本の防犯対策の多くはその有効性に疑問符がつく。なぜなら「防犯の本質」が日本では全く理解されていないからだ。本書で紹介されている欧米の取組みはその点で遥かに進んでいる。なぜなら「犯罪者の発想」を一度自らの内に取り込んだ上で対策が練られているから奥が深いのは当然だ。悠長に学んでいる暇はないので今すぐ「倣う」べき。潜在的犯罪者をなくすことはできない。ならば彼らが思わず躊躇するような構造にして抑止しようとするのが欧米の発想。「犯罪に直接対峙した時にどうするか」というのが日本の残念でダメな発想。2014/04/16

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