内容説明
自ら大統領になったのではなく、大統領に仕立てられたプーチン。強烈なカリスマ性はないものの、KGB出身の内務官僚にふさわしい「国家主義者」と「改革主義者」の二つの顔を活かして、国内はもとより国際社会で大きな存在感を誇る。ソ連崩壊からエリツィン退任までの十年と、プーチンの個人史、寡占資本家ら「新ロシア人」の姿を通して、七十四年間の「鎖国」を経たロシアの未来を占う。
目次
序章 強面の妖精
第1章 プーチンのロシア
第2章 スパイにあこがれた少年
第3章 プーチンを準備した十年
第4章 柔らかな独裁
第5章 山分け資本主義―十年の経済
第6章 なんとなくの対米協調
終章 スーパーパワーから帝政ロシアへ
著者等紹介
池田元博[イケダモトヒロ]
1959(昭和34)年東京生まれ。日本経済新聞記者。東京外国語大学外国語学部ロシア語科卒。東京本社産業部、証券部などを経て90年から93年、97年から2002年までモスクワ支局勤務。ソ連崩壊プロセスや98年の金融危機、政権交代などを現場で取材した
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感想・レビュー
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mitei
214
発刊当時と同じ国家元首というのも中々珍しいな。当時はまだ日本にもなんとなく余裕があったのかなと思える雰囲気だけど今は北方領土なんて遥かに後退して交渉すら出来てないなと思った。ここのロシアの人は人が良さそう。2019/09/05
佐島楓
18
プーチン氏の経歴を詳しく書いたものを今まで読んだことがなかったので、勉強になった。政治の腐敗、極端な経済格差、メディアコントロールなど、ロシアの抱える闇もまた、深い。この国に関しても注視していこうと思う。2013/03/04
トダ―・オートマタ
10
プーチン大統領はニュースとかで見ていると大物のイメージで語られることが多いが、本書ではあくまでも他の大統領と比べて小粒だと語っているところが驚いた。ただ、本書ではプーチン大統領がそれでも大物に見えるのは 外交での露出が多く、実利にこだわるところだと書いているので ロシアの大統領の中ではカリスマ性がそこまで無いかもしれないが 今の日本と比べるとその時点で圧倒的に大物だろうと思ってしまう。2012/05/17
はる坊
5
プーチンがどのようにして大統領まで上り詰めたのかが、よく分かった。2014/07/09
紫陽花
3
良し悪しは別として、10年以上に渡って世界政治をリードしてきた偉大な指導者だと思います。2016/08/19




